レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/07/12
- 登録日時
- 2010/07/12 13:04
- 更新日時
- 2015/11/25 14:43
- 管理番号
- 日進10S-2
- 質問
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解決
「門松は冥土の旅の一里塚」の後の句が知りたい。それは誰が作ったものか。
- 回答
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「めでたくもありめでたくもなし」
一休宗純作。
一休禅師の作と伝えられるが真偽は不明である。
- 回答プロセス
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まずは『日本国語大辞典 第3巻』(813.1/0113/3)を引いてみる。「門松」の頁に記載あり。
念のため『日本名句辞典』(917/03)もみてみると
「『一休咄』等の咄本では『門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし』という
歌の形で出ており一休禅師の作と伝えるが、真偽は不明である」と載っていた。
また、ブラウジングで『俳句辞典』(911.3/0149)を見つけるが掲載なし。
自館OPACで「名歌辞典」と検索→『通解名歌辞典』(911/898)にあたるがこちらにも掲載なし。
『典據検索名歌辞典』(911/538)には記述はあったが、「冥土の旅」が「冥土の道」となっていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 7版)
- 箴言.アフォリズム.寸言 (917 7版)
- 詩歌 (911 7版)
- 参考資料
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- 『日本国語大辞典 第2版 第3巻』小学館/2001/(813.1/0113/3)p851
- 『日本名句辞典』鈴木一雄,外山滋比古編/大修館書店/1988/(917/03)p112
- キーワード
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- 門松
- 一休
- 道歌
- 名句
- 教訓歌
- 名歌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000069007