レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年03月10日
- 登録日時
- 2018/03/15 14:09
- 更新日時
- 2018/06/02 12:33
- 管理番号
- 飯能市立図-H27-004
- 質問
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解決
ベトナム戦争時、米軍機で「パフザマジックドラゴン」の愛称を得ていた機の名前が知りたい。
- 回答
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質問にあった『戦争における「人殺し」の心理学』P171において該当する記述を発見。
「第1回・AC-47スプーキー・ストーリーとタイでの分解作業、搬出準備」(『航空ファン 2012年6月号』 文林堂 2012.6)に、該当の情報あり。
「ベトナム戦争時に「パフザマジックドラゴン」の愛称で呼ばれていた機はAC-47(ガンシップ。原型はダグラス DC-3、固定翼機)である。由来は、また、「スプーキー」はAC-47のコールサインであった。」
ほか、
「"PUFF THE MAGIC DRAGON"AC-47 レプリカ同乗記」(『航空ファン 2003年2月号』p20-23 文林堂 2003.2)にもAC-47についての記事あり。
「"Puff"は、ベトナム戦争当時、アメリカの童謡をもとにした"Puff The Magic Dragon"というフォークソングがPeter Paul & Maryによってヒットしており、ガトリング砲の炎と曳光弾の閃光が伝説の竜が吐く炎にそっくりだったことから、それと曲名をかけたことに由来する。」
上記の資料を紹介した。
- 回答プロセス
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以下の資料をブラウジングして閲覧したが、記述なし。
『ベトナム航空戦 米軍エア・パワーの戦い』大日本絵画 1990年 ロバート・F・ドール
『図解 世界の軍用機史』グリーンアロー出版社 1990年 野原茂
『飛行機銘銘伝 第四巻《朋の巻》』光人社 1996年 秋本実
『世界航空機文化図鑑』東洋書林 R.G.グラント
『世界大百科事典』平凡社 2007年
『世界の主力軍用機』スティーブ・クロフォード∥著 アリアドネ企画 2003『現代の航空戦湾岸戦争』リチャード・P.ハリオン∥著 東洋書林 2000 p328-330「アメリカ軍の略語」、p331-333「ヴェトナム戦争以後の軍事技術とその展望」の項があるが記述なし。
223/ベ『ベトナム戦争の記録』(ベトナム戦争の記録編集委員会∥編 大月書店 1988)
その後、NDL-OPACで「AC-47」を検索したところ『航空ファン』2012年6月号,2003年2月号,2002年1月号に記事あり(回答のとおり)。
その他県立図書館に依頼したが記述のなかった資料
『米軍機ハンドブック U.S. air power '96』(松崎豊一編著 原書房 1995)
『米軍機ハンドブック 2000』(松崎豊一編著 原書房 1999)
『航空ジャーナル 別冊1982年』(航空ジャーナル社 1981.12)
『航空ジャーナル 別冊1981年』(航空ジャーナル社 1980.12)
『航空ジャーナル 別冊1976年』(航空ジャーナル社 1975.11)
『航空ジャーナル 別冊1978年』(航空ジャーナル社 1977.11)
『航空情報 2008年7月』(酣燈社 2008.7)
「ベトナム戦争航空機」(『歴史群像 2012年10月』p102-112 学習研究社 2012.10)
「ベトナム戦争のヘリ部隊」(『歴史群像 2008年4月』p24-27 学習研究社 2008.4)
「ベトナム戦争2」(『歴史群像 2002年12月 no.56』p176-190 学習研究社 2002.12)
「ベトナム戦争1」(『歴史群像 2002年10月 no.55』p176-190 学習研究社 2002.10)
- 事前調査事項
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確かAC-47だったように思う。(C-130は後年の改造機か)「スプーキー」とも呼ばれていたと記憶している。以前、歴史群像シリーズ(2004年ごろ?)のベトナム戦争軍用機の特集で読んだ記憶がある。
最近借りた『戦争における「人殺し」の心理学』デーヴ グロスマン (著), Dave Grossman (原著), 安原 和見 (翻訳)のなかでヘリコプターの愛称として記載されていたが軍用機だと思うので確かめたい。
- NDC
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- 軍事施設.軍需品 (395 9版)
- 兵器.軍事工学 (559)
- 参考資料
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- 『航空ファン 2012年6月号』(文林堂 2012.6)
- 『航空ファン 2003年2月号』(文林堂 2003.2)
- キーワード
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- 軍用機
- 航空機
- 戦闘機
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000232547