レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年04月09日
- 登録日時
- 2005/04/09 13:35
- 更新日時
- 2005/04/09 13:35
- 管理番号
- 北分館-2
- 質問
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解決
昔、「いろは歌」のように50音を一回ずつ使う歌が公募された。その時の優秀作「とりな歌」とはどんなものか。
- 回答
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『ことば遊び悦覧記』 塚本邦雄/著 河出書房新社 P41 NDC904
『日本のことば遊び』 小林祥次郎/著 勉誠出版 P213 NDC807
明治36年に黒岩涙香が主宰の新聞「万朝報」で「国音の歌」として懸賞募集し、第1位になった歌。
とりなくこゑす ゆめさませ みよあけわたる ひんがしを
そらいろはえて おきつべに ほふねむれゐぬ もやのうち
(鳥啼く聲す 夢覺ませ 見よ明け渡る 東を 空色榮えて沖つ邊に 帆船群れゐぬ靄の中)
以後、万朝報社ではこの「とりな順」を励行したが、普及には成功しなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 研究法.指導法.言語教育 (807 9版)
- 参考資料
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- 『ことば遊び悦覧記』 塚本邦雄/著 河出書房新社 P41 NDC904
- 『日本のことば遊び』 小林祥次郎/著 勉誠出版 P213 NDC807
- キーワード
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- とりな歌
- とりな順
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000021332