レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年04月04日
- 登録日時
- 2022/02/14 11:47
- 更新日時
- 2022/04/30 16:19
- 管理番号
- 埼熊-2021-065
- 質問
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解決
平安時代から江戸時代の貴族の葬儀やお墓について知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『平安大事典 ビジュアルワイド図解でわかる「源氏物語」の世界』(倉田実編 朝日新聞出版 2015)
p108-109「葬儀」に「源氏物語」「栄花物語」の宮中場面を例にした葬儀の解説あり。
『日本風俗史事典』(日本風俗史学会編 弘文堂 1980)
p372-374「葬礼」に「このように11-12世紀頃から、ことに貴族の墓地が祀られるようになった。」とあり。
『日本葬制史』(勝田至編 吉川弘文館 2012)
p128-130 「平安貴族の葬儀」
『葬祭の日本史』(髙橋繁行著 講談社 2004)
p119-145 「葬送と俗聖の中世史」
『死と葬送』(新谷尚紀編 吉川弘文館 2005)
p170「中世の葬送」
『日本古代中世の葬送と社会』(島津毅著 吉川弘文館 2017)
p76「表4 12-16世紀の公家の葬送時間帯」あり。
p84「(古代中世では)暁型葬送(午前4時の前後2時間頃に開始される葬送)は公家によりいち早く用いられていたことを読み取った。これら葬送時刻の変化も、こうした貴族社会の夜型生活への変化と軌を一にしており、暁型葬送の発生に関する右の考察を裏付けるものと言えよう。」とあり。
p225「公家の世界では12世紀末より念仏僧が葬送を奉行する体制が登場しており、王家の葬送より100年以上遡ること(後略)」とあり。
『日本中世の墓と葬送』(勝田至著 吉川弘文館 2006)
p164「中世前期では貴族の葬送のとき、寝棺に入れて葬っていた。」とあり。
『葬儀の歴史』(芳賀登著 雄山閣出版 1980)
p195-238「第八章 江戸時代の墓と葬式」
- 回答プロセス
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1 参考図書を確認する。
『日本風俗史事典』(日本風俗史学会編 弘文堂 1980)
参考文献に『祖先祭祀の研究』(田中久夫著 弘文堂 1978)(「平安時代の貴族の葬制」所収)あり。
2 1の参考文献を確認する。
3 NDC分類〈385.6〉の棚にあたる。
〈その他調査資料〉
『仏教葬祭大事典』(藤井正雄[ほか]共著 雄山閣出版 1980)
『墓地墓石大事典』(墓地墓石研究会編 雄山閣出版 1981)
『国史大辞典』(吉川弘文館 1979)
『「お墓」の誕生』(岩田重則著 岩波書店 2006)
『日本の葬送・墓地 法と慣習』(森茂著 法律文化社 2013)
『世界大百科事典 2005年改訂版』(平凡社 2005)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年4月4日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 通過儀礼.冠婚葬祭 (385 9版)
- 参考資料
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- 『日本葬制史』(勝田至編 吉川弘文館 2012) , ISBN 9784642080736
- 『葬祭の日本史』(髙橋繁行著 講談社 2004) , ISBN 4061497243
- 『死と葬送』(新谷尚紀編 吉川弘文館 2005) , ISBN 4642079491
- 『日本古代中世の葬送と社会』(島津毅著 吉川弘文館 2017) , ISBN 9784642046374
- 『日本中世の墓と葬送』(勝田至著 吉川弘文館 2006) , ISBN 464202851X
- 『葬儀の歴史』(芳賀登著 雄山閣出版 1980) , ISBN 463900690X
- 『平安大事典 ビジュアルワイド図解でわかる「源氏物語」の世界』(倉田実編 朝日新聞出版 2015) , ISBN 9784023313934
- 『日本風俗史事典』(日本風俗史学会編 弘文堂 1980)
- キーワード
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- 葬式-日本-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 歴史
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000312130