レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年05月18日
- 登録日時
- 2010/05/18 11:02
- 更新日時
- 2010/05/18 11:02
- 管理番号
- 牛久-297
- 質問
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解決
十二支の順番について、なぜこの順番なのか。
- 回答
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ひろく民間信仰の基盤となった干支のうち、動物に配された子、丑、寅にはじまり、戌・亥に終わる十二支の
起源を説明するもので、最初のネズミと牛との順序、猫が入れられなかった理由を述べる形が代表的である。
神様が期日を定めて動物たちを呼び集めて、十二支を決めた際に、牛は足が遅いので早く出かける。
ネズミは牛の背中に乗っていき、神様の前に最初にとび出し、子、丑の順となる。
猫はネズミにだまされて1日遅れ、「顔洗って来い」といわれたので、その習性が生じ、ネズミをうらんでこれを
取るようになった。「猫がネズミを取るわけ」を説明する話として伝えられている。この話の分布は広く、
青森県から奄美大島にいたる各地から報告されているが、その内容にはかなりの相違がある。
(以下省略)
- 回答プロセス
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①自館参考資料にあたる。
→「日本昔話事典」(稲田浩二/弘文堂/1994)のp446<十二支の由来>の項目に記載あり。
「民話・昔話全情報」(日外アソシエーツ/2008)のp146<十二支のゆらい>の項目に記載あり。
内容に違いがないので、こちらを質問者に提示して終了。
※しかし、この他にも絵本などで多数資料あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝説.民話[昔話] (388 8版)
- 参考資料
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- 「日本昔話事典」(稲田浩二/弘文堂/1994)
- 「民話・昔話全情報」(日外アソシエーツ/2008)
- キーワード
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- 十二支
- 干支
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 日本-民俗
- 質問者区分
- 読み聞かせボランティア
- 登録番号
- 1000066757