レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年12月21日
- 登録日時
- 2017/12/10 12:01
- 更新日時
- 2018/12/08 16:35
- 管理番号
- 相大-H29-059
- 質問
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解決
牡丹社事件についての資料はあるか。
- 回答
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以下の資料を提供した。
①『近代日本の戦争と文学』
②『台湾原住民族の現在』
③『台湾史小事典』
④『ハンドブック近代日本外交史』
⑤『明治初期の日本と東アジア
⑥『李鴻章 東アジアの近代』
⑦『大久保利通』
⑧『近代日本の戦争と宗教』
- 回答プロセス
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自館OPAC“牡丹社事件”で検索、以下の2点のみヒットする。
①『近代日本の戦争と文学』 西田勝/著 法政大学出版局 2007 【s25757261 210.6】
p33-64「「台湾出兵」から日清戦争まで」
p35「この「台湾出兵」のことは単に「牡丹社事件」と呼ばれている。」とある。
p39「「台湾出兵」は当時の日本で、どのように語られていたか」
②『台湾原住民族の現在』 山本春樹/著 草風館 2005 (神奈川県立図書館所蔵)
p149-161「なぜ牡丹社民は琉球漂流民を殺害したか?」
参考資料の棚を直接確認する。
③『台湾史小事典』 遠流台湾館/編箸 中国書店 2010 【s25300302 R222】
p112「1874年(同治十三年)三月二十三日(5月7日)、日本軍が社寮地方に上陸、「牡丹社事件」が起こる。」とあり、事件の概要の記載あり。
概要に「清朝は李鴻章を派遣して日本の大久保利通と外交交渉を行い、」とあったことから、
自館OPACキーワード“台湾出兵”“大久保利通”“外交史”“李鴻章”でも検索。
④『ハンドブック近代日本外交史』 蓑原俊洋/編著 ミネルヴァ書房 2016 【s31677164 319.1】
p28-台湾出兵(1874年)明治政府による初の海外出兵として、事件の背景、展開、意義、参考文献あり。
⑤『明治初期の日本と東アジア』 石井孝/著 有隣堂 1982 【s05628912 210.6】
p3-187「日本軍台湾侵攻をめぐる国際情勢」
⑥『李鴻章 東アジアの近代』 岡本隆司/著 岩波書店 2011 【s30861447 S289】
p113-124「台湾出兵から琉球処分へ」
⑦『大久保利通』 佐々木克/著 山川出版社 2009 【s29802113 289.1】
p75-「佐賀の乱と台湾出兵」
⑧『近代日本の戦争と宗教』 小川原正道/著 講談社 2010 【s30030688 210.6】
p41-42 事件(琉球漁民殺害事件)について記載あり。
以下の資料は利用者が以前調査済みの資料
⑨『台湾出兵』 毛利敏彦/著 中央公論社 1996 【s13550280 s210.6】
⑩『日本の近代 9』 戸部良一/著 中央公論社 1998 【s16115990 210.6】
注:【 】は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『近代日本の戦争と文学』 西田勝/著 法政大学出版局 2007
- 『台湾原住民族の現在』 山本春樹/著 草風館 2005
- 『台湾史小事典』 遠流台湾館/編箸 中国書店 地方・小出版流通センター 2010
- 『ハンドブック近代日本外交史』 蓑原俊洋/編著 奈良岡聰智/編著 ミネルヴァ書房 2016
- 『明治初期の日本と東アジア』 石井孝/著 有隣堂 1982
- 『李鴻章 東アジアの近代』』 岡本隆司/著 岩波書店 2011
- 『大久保利通』 佐々木克/著 山川出版社 2009
- 『近代日本の戦争と宗教』 小川原正道/著 講談社 2010
- キーワード
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- 牡丹社事件
- 台湾出兵
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 日本史
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000226163