レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/05/29
- 登録日時
- 2023/03/24 00:30
- 更新日時
- 2023/03/24 00:30
- 管理番号
- 6001060292
- 質問
-
未解決
東海道の守口宿に関する資料はあるか。
- 回答
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守口宿について記載のある資料は以下の通りです(■は図書、●は雑誌を表します)。
■『国史大辞典 10 と-にそ』(国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1989.9)
「東海道」の項(p.32-34)を確認すると、近世については、次の記載がありました。
「近世の街道名で、五街道の一つ。江戸日本橋より京都までの街道と、大津より分かれて大坂に至る街道とをいう。」
「江戸と京都との間に五十三宿が置かれて、東海道五十三次(継)といわれた。また、大津-大坂間にも四宿が置かれた。」(p.32)
p.33には「幕末期東海道宿駅一覧」の表があり、江戸-京都の五十三宿および大津-大坂の四宿(守口宿を含む)について、宿ごとの国名、江戸からの距離、宿高、人口、家数、本陣・脇本陣・旅籠屋の数、現在地がまとめられています。
■『人づくり風土記 27(49) 大阪の歴史力』(会田雄次/監修 農山漁村文化協会 2000.3)
「東海道枚方宿と大坂の諸街道」の節(p.61-67)に、守口宿に関する記述があります。
■『東海道五十七次宿場展:伏見・淀・枚方・守口・大坂』(豊橋市二川宿本陣資料館 [2008])
伏見から守口までの宿場ごとに概要の記載とともに多くの史料の図版が掲載されています。「守口宿」はp.14-17に記載されています。
■『東海道分間延絵図 第24巻 枚方・守口・大坂』(東京美術 1977)
■『東海道分間延絵図 24解説篇 五街道分間延絵図全百三巻之内 枚方 守口 大坂』(東京美術 1977)
文化年間に作成された東海道の絵図の複製資料です。「解説篇」では絵図の簡略図とともに、現状写真、絵図に記載されている宿村・社寺等の説明が記述されています。
■『日本歴史地名大系 28‐[2] 大阪府の地名』(平凡社 1986.2)
p.901-902に「守口宿」の項があります。
■『守口市史 本文編 第2巻』(守口市史編纂委員会/編纂 守口市役所 1965)
「第2章 守口宿」(p.210-350)に守口宿の歴史が記述されています。
■『東海道守口宿・守口駅(大阪経済大学研究叢書)』(菊田太郎/著 柳原書店 1959)
守口宿の起立から構成、運営、財政、幕府からの助成等について、多くの史料に基づき詳細に記述されています。
■『東海道歴史マップ京・大坂:京都三条大橋から大津追分まで・京から大坂への四宿』(草津宿街道交流館 2006.3)
京都三条大橋に向かう「三条通り」と大坂に向かう「伏見街道」の分岐点である「大津追分」から、京都三条および大坂高麗橋までの街道のイラストマップが掲載されている一枚ものの資料です。
裏面には「東海道・中山道全宿場情報」の一覧表が掲載されており、「天保14(1843)年調査の『宿村大概帳』」による宿場の状況(本陣・脇本陣・旅籠屋の数、家数)と、現在あるおもな施設・資料館の情報が掲載されています。
■『東海道57次イラストマップ 歩いてみよう!大坂~大津ルート』(磯崎珠子/編集・イラスト 枚方文化観光協会 2007.11)
守口はp.4-5に掲載されています。p.16に「東海道4宿データ」として、大津-大阪間の4宿の基本データが掲載されています。
●矢内昭/著「地籍図等を活用した宿場町の復原 東海道枚方宿・守口宿の場合」『地理 28(7)』(古今書院 1983.7)p.26-36
●大平豊/著「写真でみる京街道筋」『まんだ 22』(まんだ編集部 1984.7)p.48-51
大阪・京橋から守口に至る街道沿いの石造遺物の写真が掲載されています。
●駒井正三/著「守口宿」『大阪春秋 16(2)<50>』(大阪春秋社 1987.7)p.56-59
守口宿の歴史、特性、助郷について記述されています。
●『大阪歴史の散歩道 [第2輯](第11集-第16集)』(後藤仁郎/企画 後藤仁郎 1983-1987)
第17集が「京街道/守口宿コース」の特集です。p.10に「宿場町のあらまし」の項があります。
●『広報もりぐち1420-1443(2015-2016)』(守口市企画財政部魅力創造発信課 2015-2016)
No.1443(2016年12月)に「守口宿のいま」の記事(p.2-8)があり、かつて守口宿があった場所に住む人々が特集されています。p.3に「守口宿の原画」、p.7に現在の簡易な地図が掲載されています。
●田結荘哲治/著「東海道の宿場だった守口」『ザ・大阪北部版 No.65』(2000年6月)p.10
守口宿の歴史について記述されています。
[事例作成日:2023年3月2日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 10版)
- 参考資料
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- 国史大辞典 10 国史大辞典編集委員会∥編 吉川弘文館 1989.9
- 人づくり風土記 27(49) 会田/雄次∥監修 農山漁村文化協会 2000.3
- 東海道五十七次宿場展 豊橋市二川宿本陣資料館 [2008]
- 東海道分間延絵図 第24巻 東京美術 1977
- 東海道分間延絵図 24解説篇 東京美術 1977
- 日本歴史地名大系 28‐[2] 平凡社 1986.2
- 守口市史 本文編 第2巻 守口市史編纂委員会∥編纂 守口市役所 1965
- 東海道守口宿・守口駅 菊田/太郎∥著 柳原書店 1959
- 東海道歴史マップ京・大坂 草津宿街道交流館 2006.3 (p.4-5)
- 東海道57次イラストマップ 改訂 磯崎/珠子∥編集・イラスト 枚方文化観光協会 2007.11
- 地理 古今書院 古今書院 28(7-9)
- まんだ 地域文化誌 まんだ編輯部 21-23
- 大阪春秋 新風書房 新風書房 1973.11-2021.4 21(1-4)<66-69>
- 大阪歴史の散歩道 [第2輯](第11集-第16集) 後藤/仁郎∥企画 後藤仁郎 1983-1987
- 広報もりぐち 守口市企画財政部魅力創造発信課 1420-1443(2015-2016)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 大阪
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000330938