レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/02/16
- 登録日時
- 2020/05/28 00:30
- 更新日時
- 2020/05/28 11:08
- 管理番号
- 所沢新所-2020-002
- 質問
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解決
1944年当時16歳だったチェコ人の少年が、強制収容所で描いた月から見た地球の絵が見たい。また、当時の日記が出版されているらしいので、読みたい。
- 回答
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チェコ人の少年の名前は「ペトル・ギンズ」です。ペトルの日記と、「月の風景」というタイトルの鉛筆画は下記の資料に掲載されています。
〇『プラハ日記』 ハヴァ・プレスブルゲル/著 平凡社 2006年
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の内容確認
チェコ人の少年ということで、チェコスロバキアの「テレジン収容所」等をキーワードに内容確認と検索。
〇『プラハ日記』 ハヴァ・プレスブルゲル/著 平凡社 2006年
p.57~「ペトル・ギンズの日記 一九四一年九月一九日(金曜日)~一九四二年二月二三日(月曜日)」
p.141~「ペトル・ギンズの日記 一九四二年二月二四日(火曜日)~」
p.251~「付:ペトル一家の写真/ペトル・ギンズの描いた絵」に「月の風景」という鉛筆画の掲載あり。
2 記載のなかった資料
×『15000人のアンネ・フランク』 野村路子/著 径書房 1992年
×『テレジンの小さな画家たち』 野村路子/著 偕成社 1993年
×『テレジンの子どもたちから』 林幸子/編著 新評論 2000年
×『絵画記録テレジン強制収容所』 <アウシュヴィッツに消えた子らの遺作展>を成功させる会/編 ほるぷ出版 1991年
×『テレジン収容所の小さな画家たち詩人たち』 野村路子/編著 ルック 1997年
×『プラハは忘れない』 早乙女勝元/編 草の根出版会 1996年
×『子どもたちのホロコースト』 ローレル・ホリディ/編 横山緝子/訳 小学館 1997年
×『ホロコーストの跡を訪ねる』 荒井信一/文 山本耕二/写真 草の根出版会 2002年
×『星をつけた子供たち』 デボラ・ドワーク/著 芝健介/監修 甲斐明子/訳 創元社 1999年
×『蝶はもう飛ばない』 岩淵正嘉/編 造形社 1981年(所沢図書館未所蔵・埼玉県立久喜図書館所蔵あり)
×『フリードル先生とテレジンの子どもたち』 Friedl Dicker-Brandeis〔ほか〕/〔画〕 東京富士美術館 2002年(所沢図書館未所蔵・埼玉県立熊谷図書館所蔵あり)
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- プラハ日記 ハヴァ・プレスブルゲル/著 平凡社 2006.5 289.3 4-582-83280-6
- キーワード
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- ペトル・ギンズ
- テレジン収容所
- チェコスロバキア
- 強制収容所
- 日記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 図・絵・写真
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000282478