レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年05月11日
- 登録日時
- 2011/05/16 14:47
- 更新日時
- 2011/05/24 11:44
- 管理番号
- 20110511/479
- 質問
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解決
落合直文作詞・奥山朝恭作曲「桜井の訣別」は15番まであるそうだが、それを見たい。
- 回答
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落合直文著『萩之家遺稿』明治書院 1904(918.6/58)p248~256「楠公の歌」
- 回答プロセス
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お持ちになったコピー(出典不明)には、明治32年出版の『学校生徒行軍歌 湊川』(当館所蔵なし)という資料に15章まで載っている、とあったが、「15番まで載っているものなら何でもいい」とのことで他の資料を探しに書庫の767のところへ行った。古い唱歌集など見たが、どれも6番までしか載っていない。
堀内敬三著『定本日本の軍歌』実業之日本社 1969(767.6/24)p164に、「この歌は「桜井の訣別」を除くほかは均等の長さの分章型になっていないので、「敵軍襲来」以下をこのふしで歌って行くと歌詞と曲の切れ目がチグハグになる。それで「桜井の訣別」だけが歌われているのであろう。」とあった。
そこで、落合直文の著書に載っていないか、と考えて『萩之家遺稿』にたどり着いた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 声楽 (767 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 桜井の訣別
- 落合直文
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 唱歌
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000086300