レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年06月23日
- 登録日時
- 2022/11/19 16:38
- 更新日時
- 2023/03/01 15:11
- 管理番号
- 埼久-2022-063
- 質問
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解決
解離性健忘の症状や原因について、2013年以降に書かれた資料を知りたい。
- 回答
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以下の資料と情報を提供した。
1 図書
『今日の治療指針 私はこう治療している2021』(福井次矢[ほか]総編集 赤司浩一[ほか]責任編集 医学書院 2021)
p1082-1083「解離性[転換性]障害」の項に「病態と診断」「治療方針」あり。「意識変容や記憶障害には、解離性健忘、解離性昏迷、多重人格などがある。」とあり。
『今日の精神疾患治療指針 第2版』(樋口輝彦[ほか]編 医学書院 2016)
p212-213「解離性健忘」の項に「疾患概念」「診断のポイント」「治療方針」の項目あり。
『標準精神医学 第8版』(尾崎紀夫[ほか]編 村井俊哉[ほか]執筆 医学書院 2021)
p356-358「解離性健忘」の項に、臨床症状、検査・診断、経過・予後、治療、病因・病態の項目と「症例」「コラム」あり。
『みるよむわかる精神医学入門』(ニール・バートン著 朝田隆監訳 医学書院 2015)
p138-140「解離性障害(転換性障害)」の項あり。表7-5「ICD-10にリストされれている解離性障害」の1項目に解離性健忘の症状あり。
『精神神経疾患ビジュアルブック』(秋山剛[ほか]編 落合慈之監修 学研メディカル秀潤社 2015)
p203-205「解離性障害」の項に「誘因・原因」「症状・診断」についての記述あり。
『ICD-10精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドライン 新訂版』(World Health Organization[編] 融道男[ほか]監訳 医学書院 2005)
p164-165「F44.0 解離性健忘」の項に症状の説明や診断ガイドラインあり。
『DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル』(American Psychiatric Association[編] 高橋三郎[ほか]監訳 医学書院 2014)
p289「解離症群/解離性障害群」の項に解離性健忘の特徴あり。
p296-300「解離性健忘」の項に診断的特徴や症状の記述あり。
『心理療法家がみた日本のこころ いま、「こころの古層」を探る』(河合俊雄著 ミネルヴァ書房 2020)
p35-64「第2章 現代の症状とこころの古層」の項に、解離性障害について記述あり。
『「臨床のこころ」を学ぶ心理アセスメントの実際 クライエント理解と支援のために』(高橋靖恵編著 金子書房 2014)
p82-105「第4章 解離性障害の理解と心理療法へのベクトル」の項に記述あり。
『子ども虐待への心理臨床 病的解離・愛着・EMDR・動物介在療法まで』(海野千畝子編著 誠信書房 2015)
p40-88「第2章 解離性障害の治療-病的解離のアセスメント」の項に記述あり。
『災害・危機と人間 (発達科学ハンドブック 7)』(矢守克也[ほか]責任編集 新曜社 2013)
p121-130「第11章 解離性障害」の項に記述あり。
『EMDRがもたらす治癒 適用の広がりと工夫』(ロビン・シャピロ編 市井雅哉[ほか]監訳 二瓶社 2015)
p107-148「第3章 解離性同一性障害(DID)、特定不能の解離性障害(DDNOS)、自我状態を持つクライエントに対するEMDR」の項に、解離性障害へのEMDRの適用に関する記述あり。
『精神科・心療内科にかかる前に読む本 精神科医が患者さんの目線で書いた物語』(中山靜一著 星和書店 2016)
解離性健忘の受診事例あり。
2 雑誌
菊池大一著「いわゆる健忘症候群と認知症 解離性健忘 認知症や他の健忘症候群との鑑別,その神経基盤(特集 「もの忘れ」の科学 基礎と臨床)」(『老年精神医学雑誌 31-2』p156-164 ワールドプランニング 2020.2)
病態、鑑別診断、症例などの記述あり。
渡邉俊之「よくみられる精神疾患 解離性(転換性)障害」(『日本医師会雑誌 142巻・特別号(2)』pS299-S300 日本医師会 2013.10)
概念、診断、治療方針、薬物治療の項目あり。
3 インターネット情報
《J-STAGE》(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/ 科学技術振興機構)濱家由美子[ほか]著「早期精神病におけるトラウマへの介入」(『予防精神医学 3巻(2018)1号』p31-42 日本精神保健・予防学会 2018 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jseip/3/1/3_31/_article/-char/ja)
20代女性の解離性健忘症状の治療事例あり。
《精神神経学雑誌》(https://journal.jspn.or.jp/ 日本精神神経学会)岡野憲一郎著「総説 解離性障害をいかに臨床的に扱うか」(『精神神経学雑誌 117 巻6号』p399-412 日本精神神経学会 2015)ほか
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈出版年月:2013年以降 & フルテキスト:解離性〉で検索する。
2 2013年以降に出版された参考図書を調べる。
3 NDC分類〈493.7〉の棚を確認する。
4 《医中誌Web》(医学中央雑誌刊行会)を〈解離性健忘〉で検索する。
5 《JDreamIII》(ジー・サーチ)を〈解離性健忘〉で検索する。
6 《国立国会図書館オンライン》(https://ndlonline.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)を〈解離 & 健忘〉で検索する。
7 《J-STAGE》(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/ 科学技術振興機構)を〈解離性健忘〉で検索する。
8 《精神神経学雑誌》(https://journal.jspn.or.jp/ 日本精神神経学会)のウェブサイトを確認する。
9 《CiNii Books》(http://ci.nii.ac.jp/books/ 国立情報学研究所)を〈解離性健忘〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2021年6月23日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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- 『今日の治療指針 私はこう治療している2021』(福井次矢[ほか]総編集 赤司浩一[ほか]責任編集 医学書院 2021) , ISBN 4-260-04283-1
- 『今日の精神疾患治療指針 第2版』(樋口輝彦[ほか]編 医学書院 2016) , ISBN 4-260-02484-1
- 『標準精神医学 第8版』(尾崎紀夫[ほか]編 村井俊哉[ほか]執筆 医学書院 2021) , ISBN 4-260-04291-2
- 『みるよむわかる精神医学入門』(ニール・バートン著 朝田隆監訳 医学書院 2015) , ISBN 4-260-02029-3
- 『精神神経疾患ビジュアルブック』(秋山剛[ほか]編 落合慈之監修 学研メディカル秀潤社 2015) , ISBN 4-7809-1160-5
- 『ICD-10精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドライン 新訂版』(World Health Organization[編] 融道男[ほか]監訳 医学書院 2005) , ISBN 4-260-00133-7
- 『DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル』(American Psychiatric Association[編] 高橋三郎[ほか]監訳 医学書院 2014) , ISBN 4-260-01907-4
- 『心理療法家がみた日本のこころ いま、「こころの古層」を探る』(河合俊雄著 ミネルヴァ書房 2020) , ISBN 4-623-09033-7
- 『「臨床のこころ」を学ぶ心理アセスメントの実際 クライエント理解と支援のために』(高橋靖恵編著 金子書房 2014) , ISBN 4-7608-3819-8
- 『子ども虐待への心理臨床 病的解離・愛着・EMDR・動物介在療法まで』(海野千畝子編著 誠信書房 2015) , ISBN 4-414-40092-9
- キーワード
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- 記憶障害
- 解離性障害
- 精神医学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 健康・医療
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000324351