レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年11月13日
- 登録日時
- 2021/11/05 13:27
- 更新日時
- 2022/02/28 16:44
- 管理番号
- 埼久-2021-035
- 質問
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解決
脳卒中になると誤嚥しやすくなると聞いたが、その理由が知りたい。一般向けに分かりやすく書かれている資料が良い。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『脳梗塞 脳出血 くも膜下出血』(高木誠監修 主婦の友社編 主婦の友社 2018)
p100「脳卒中の後遺症では、中枢神経が損傷することによって、さまざまな身体機能の障害が起きます(神経症状)。よく起きる神経症状は(中略)嚥下障害、排泄障害などです。」
p103「食べ物や飲み物をうまく飲み込めない状態を嚥下障害といいます。脳卒中の後遺症としての嚥下障害は、嚥下運動を支配する神経に障害が起きることによって生じます。(中略)重大な後遺症として残るケースもあり(中略)再発例では頻度が高くなります。」とあり。
『イラストでわかる脳卒中』(下正宗監修 法研 2012)
p48脳卒中の後遺症の一つである「嚥下障害」について、「(前略)ものを飲み込む運動は、舌やあご、のどなどの筋肉が連動して動くことによって行われています。これらの筋肉をコントロールする神経が損なわれると、飲食物をのどから食道へスムーズに送ることができなくなってしまうため、嚥下障害が起こります。」とあり。
- 回答プロセス
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1 参考図書を確認する。
2 自館目録を〈脳卒中〉で検索する。
3 NDC分類〈493.73〉の棚を確認する。
4 《医療総合サイト QLife》(https://www.qlife.jp/ QLife)を確認する。
「脳卒中(脳血管障害)」(https://www.qlife.jp/dictionary/item/i_080101000/)
「脳血管障害(高齢者の脳卒中)」(https://www.qlife.jp/dictionary/item/i_021118000/)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年11月13日。
〈その他調査済み資料〉
『家庭の医学 新赤本 第6版』(保健同人社 2008)
『家庭医学大全科 BIG DOCTOR 6訂版』(高久史麿[ほか]総合監修 法研 2010)
『最新 メルクマニュアル医学百科 家庭版』(マーク・H.ビアーズ他編 福島雅典日本語版総監修監訳 日経BP社 2004)
『家庭医学大事典 ホームメディカ 新版』(小学館・ホームメディカ編集委員会編 小学館 2008)
『脳卒中 基礎知識から最新リハビリテーションまで』(正門由久[ほか]編著 医歯薬出版 2019)
『嚥下障害診療ガイドライン 複合媒体資料 2018年度版』(日本耳鼻咽喉科学会編 金原出版 2018)
『脳卒中治療ガイドライン 2015〈追補2017対応〉』(日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会編集 協和企画 2017)
『全部見える脳・神経疾患 スーパービジュアル』(服部光男監修 成美堂出版 2014)
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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- 『脳梗塞 脳出血 くも膜下出血』(高木誠監修 主婦の友社編 主婦の友社 2018) , ISBN 978-4-07-429683-5
- 『イラストでわかる脳卒中』(下正宗監修 法研 2012) , ISBN 978-4-87954-872-6
- キーワード
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- 脳血管障害
- 脳溢血
- 嚥下障害
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 健康・医療
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000307176