レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年09月16日
- 登録日時
- 2011/09/16 16:50
- 更新日時
- 2014/04/06 11:41
- 管理番号
- 茨歴閲2011027
- 質問
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解決
偕楽園にある原市之進についての碑「菁莪遺徳の碑(せいがいとくのひ)」の文を撰んだ「岡千仭」と,書を書いた「吉田晩稼」について知りたい(履歴等)。
- 回答
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岡千仭については,参考資料(1)~(4)をご覧ください。
吉田晩稼については,事典類で掲載のあるものが2点ありました(参考資料(3)(4))。
参考資料(5)にも小伝が掲載されています。
また,当館には所蔵がありませんが,下記の2点にも記載があるようです。
『二戸市史第2巻(近世・近代・現代)』 二戸市史編さん委員会編 二戸市 2001
p.690 「コラム:吉田晩稼と二戸」
『上津野(15)』 鹿角市文化財保護協会 1990.03
pp.60-65 「資料吉田晩稼」 柳沢兌衛著
- 回答プロセス
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1 岡千仭について
(1) 所蔵資料を検索
→『随筆百花苑 第1~2巻 在臆話記』・・・自身の幕末から明治初年までの体験を三子の希望によって語ったもの。
『鹿門岡千仭の生涯』・・・pp.360-363に碑文の書き下し等記載あり。
(2) 人名事典を調査
『大人名事典 1』 p.549 項目あり
岡千仭(おか せんじん) 天保3-大正3(1833-1914) 名:修→千仭 字:振衣 号:鹿門
『大日本人名辞書 1』 p.471 項目あり
岡鹿門(おか ろくもん)
2 吉田晩稼について
(1) 所蔵資料を検索
→該当資料なし。
(2) 人名事典,書道の書架を調査
『大人名事典 6』 p.529 項目あり
『大日本人名辞書 4』 p.2827 項目あり
『書道全集25』 pp.160-161 書人小伝に項目あり
吉田晩稼 天保元-明治40(1831-1907) 名:晩稼 字:君敬 号:香竹
(3) 国会図書館サーチで検索
→吉田晩稼について書かれている資料あり (回答欄に記載の2点)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (281 8版)
- 参考資料
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- (1) 『随筆百花苑 第1~2巻 在臆話記』 森銑三〔ほか〕編 中央公論社 1980 《当館請求記号 914/18/1-2》
- (2) 『鹿門岡千仭の生涯』 宇野量介著 岡広 1975 《当館請求記号 KO/405》
- (3) 『大人名事典』 平凡社 1954 《当館請求記号 281.03/11》
- (4) 『大日本人名辞書』 大日本人名辞書刊行会著 講談社 増訂11版 1937 《当館請求記号 281.03/12》
- (5) 『書道全集 25 日本11(明治・大正)』 平凡社 1967 《当館請求記号 728/9/25》
- キーワード
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- 菁莪遺徳の碑(せいがいとくのひ)
- 岡千仭(おか せんじん)
- 吉田晩稼(よしだ ばんか)
- 原市之進(はら いちのしん)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000091079