レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年03月31日
- 登録日時
- 2013/05/15 16:40
- 更新日時
- 2013/06/14 18:43
- 管理番号
- 0000106840
- 質問
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解決
明治初期に北海道の石狩国主宰であった熊野九郎(北海道では井上弥吉と称していた。山口県出身)が、箱館戦争時期のことについて「北海道の遭難」という文章に残しているらしい。熊野九郎の著作の中にその文献が収載されていないか。
- 回答
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当館所蔵資料(資料1~3)の中には「北海道の遭難」は見当たらない。
「鴻爪記」(資料1)は、日記の中の歌をまとめたもので、清水谷函館総督に随行し任地に赴くところから始まっているが、この中に少し箱館戦争時期のことについて触れた箇所があるのみである。
井上弥吉でも検索したが、当館の所蔵はない。
なお、北海道大学の北方関係資料総合目録を検索したところ、熊野九郎による「北海道遭難之記」の写本のデジタル資料が公開されており、内容も「筆者が旧幕派の北海道占領の際に小樽の山中に逃れて一冬を過ごした懐古談」とされていたので、これを紹介した。
北海道遭難之記 (熊野九郎)(メタデータ):北海道大学北方関係資料総合目録
http://www2.lib.hokudai.ac.jp/cgi-bin/hoppodb/record.cgi?id=0A010010000000000
北海道遭難之記 (熊野九郎)(本文データ):北海道大学北方関係資料総合目録
http://www2.lib.hokudai.ac.jp/cgi-bin/hoppodb/kyuki.cgi?id=0A010010000000000&title=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%B9%8B%E8%A8%98%20%2F%20%E7%86%8A%E9%87%8E%E4%B9%9D%E9%83%8E&page=1&lang=0
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 参考資料
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1 鴻爪記 熊野九郎 1920 当館請求記号:R291.09/E 9 p2-3
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2 東北の旅 熊野九郎 1920 R291.09/F 0
- 3 北海道旅行記 熊野九郎 1918.09 R291.1/E 9
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- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000131251