レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/07/05
- 登録日時
- 2023/11/24 00:30
- 更新日時
- 2023/11/28 09:20
- 管理番号
- 所沢本-2023-021
- 質問
-
解決
高橋新五郎の初代から3代目までの生・没年月日を知りたい。
2代目は蕨市で神社に祀られている。
- 回答
-
高橋新五郎は高橋家4代目(初代 新五郎)から新五郎として名前が残っています。
高橋新五郎(高橋家4代目以降)は「初代 1767~1816年8月13日」、「2代 1791年1月5日~1857年6月25日」、「3代 1816年6月6日~1867年5月15日」になります。
以下の資料に記載がありました。
〇『蕨市の歴史 2巻』 蕨市史編纂委員会/編 吉川弘文館 1967年
〇『日本人物レファレンス事典 名工・職人・技師・工匠篇』 日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2017年
〇『幕末維新人名事典』 宮崎十三八/編 新人物往来社 1994年
〇『日本近現代人名辞典』 臼井勝美/編 吉川弘文館 2001年
〇『日本近世人名辞典』 竹内誠/編 吉川弘文館 2005年
〇『埼玉人物事典』 埼玉県教育委員会 編 埼玉県 1998年
〇『わらびの歴史』 蕨郷土史研究会/編集 蕨市教育委員会 1973年
- 回答プロセス
-
所蔵資料の内容確認
〇『蕨市の歴史 2巻』 蕨市史編纂委員会/編 吉川弘文館 1967年
p886-938 「第三節 農村工業の展開」に高橋家の記載あり。
p888 「同家は四代目以降は代々新五郎を襲名している(後略)」との記載あり。
p889 「大先祖高橋氏数代也」の図あり。
「先祖 高橋吉右衛門 宝永子年十二月晦日行年七十才 二代目 高橋数馬 宝暦十二壬午年四月十七日行年七十八才 三代目 高橋領右衛門 寛政八丙辰年二月廿一日行年六十八才 四代目 高橋新五郎 文化十三丙子年閏八月十三日行年五十才 五代目 改同新五郎 長寿 六代目 改同新五郎 長寿」との記載あり。
〇『日本人物レファレンス事典 名工・職人・技師・工匠篇』 日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2017年
p453 「高橋新五郎[代数なし](ー2代)たかはししんごろう」の項目あり。「寛政3(1791)年~安政4(1857)年 江戸時代末期の武蔵国足立郡の機業家。」の記載あり。
「[2代]生・寛政3年1月5日(中略)没・安政4年6月25日(後略)」の記載あり。
p453 「高橋新五郎[3代]たかはししんごろう」の項目あり。
「文化13(1816)年~慶応3(1867)年」の記載あり。
〇『幕末維新人名事典』 宮崎十三八/編 新人物往来社 1994年
p563 「たかはし しんごろう 高橋新五郎(一七九一~一八五七.八・一四)」の項目あり。「没後、機祖神として祀られた。」との記載あり。
〇『日本近現代人名辞典』 臼井勝美/編 吉川弘文館 2001年
p602-603 「たかはししんごろう 高橋新五郎」の項目あり。「一八一六-六七 武蔵国足立郡塚越村(埼玉県蕨市)の人。代々機業家で、二代新五郎の次子として文化十三年(一八一六)六月六日生まれる。」との記載あり。
〇『日本近世人名辞典』 竹内誠/編 吉川弘文館 2005年
p554 「たかはししんごろう 高橋新五郎」の項目あり。「塚越結城織・同双子織の祖。武蔵国足立郡塚越村(埼玉県蕨市)の人。代々機業家。(一)初代 一七六七-一八一六(中略)文化十三年閏八月十三日病没した。五十歳。(二)二代 一七九一-一八五七 寛政三年(一七九一)正月五日生まれる。(中略)安政四年(一八五七)六月二十五日没。六十七歳。村民その功績を崇敬し、機祖神として祀り、毎年七月七日新五郎開業の日として祭典を行う。(三)三代 一八一六-六七 文化十三年(一八一六)六月六日生まれる。(中略)慶応三年(一八六七)五月十五日没。五十二歳。(後略)」との記載あり。
○『埼玉人物事典』 埼玉県教育委員会 編 埼玉県 1998年
p486-487 「たかはししんごろう 高橋新五郎」の項あり。
「明和3-文化13.閨8.13(1766-1816) 江戸時代後期の木綿商人。塚越村(蕨市)生まれ。父は領右衛門、高橋家4代目。享和3年(1803)3月より木綿商いを始めた。(中略)また、寛政3年(’91)に生まれた新五郎の子(幼名国太郎)は5代目新五郎を名乗り、(中略)5代目新五郎は、この後機織業を営み、(中略)人々はこの5代目夫婦を機粗神としてその遺徳を称えている。(後略)」との記載あり。
○『わらびの歴史』 蕨郷土史研究会/編集 蕨市教育委員会 1973年
p69「蕨市における綿織物業の歴史」の項あり。
「同家の先祖、四代目高橋新五郎が、糸商をはじめたのは、(中略)。五代目新五郎(幼名国太郎)は、寛政三年(一七九一年)に生まれたが(中略)、安政四年(一八五七年)六月二十五日に歿した。(中略)六代目新五郎[文化十三年(一八一六年)生、幼名新次郎]は、(中略)。7代目新五郎は、(後略)。」との記載あり。
△『埼玉大百科事典 3』 埼玉新聞社 1981年
p268「たかはししんごろう 高橋新五郎」の項あり。
生年月日の記載はなし。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213 9版)
- 日本 (281 9版)
- 参考資料
-
- 蕨市の歴史 2巻 蕨市史編纂委員会/編 吉川弘文館 1967 213.4
- 日本人物レファレンス事典 名工・職人・技師・工匠篇 日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2017.7 281.033 978-4-8169-2673-0
- 幕末維新人名事典 宮崎十三八/編 新人物往来社 1994.2 281.033 4-404-02063-5
- 日本近現代人名辞典 臼井勝美/編 吉川弘文館 2001.7 281.033 4-642-01337-7
- 日本近世人名辞典 竹内誠/編 吉川弘文館 2005.12 281.033 4-642-01347-4
- 埼玉人物事典 埼玉県教育委員会 編 埼玉県 1998 K281.34
- わらびの歴史 蕨郷土史研究会/編集 蕨市教育委員会 1973 213.4
- キーワード
-
- 高橋新五郎
- 蕨市
- 高橋
- 新五郎
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000342392