レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/10/25
- 登録日時
- 2020/12/12 00:30
- 更新日時
- 2020/12/12 00:30
- 管理番号
- 6001046990
- 質問
-
解決
ホアキン・ロドリーゴ作曲、『アランフエス協奏曲』の初演において、「A. Casella」なる人物の『SERENATA』という楽曲が一緒に演奏されたらしい。
この「A. Casella」とは何者なのかを知りたい。可能なら人物がわかる資料を見たい。
- 回答
-
(1). 「A.Casella」は誰か
まず「A. Casella」をインターネットで検索したところ、「アルフレード・カゼッラ (Alfredo Casella)」という人物がヒット。
また以下のサイトで『アランフェス交響曲』初演時のパンフレットを確認したところ、『SERENATA』という曲の構成曲は『Marcia』『Notturno』『Gavotta』『Cavatina』であることがわかった。(2020/10/25現在)
https://mdc.csuc.cat/digital/collection/ProgPMC/id/1672/rec/11
そこで、Naxos Music Library(https://ml.naxos.jp/)で「アルフレード・カゼッラ」「SERENATA」と検索したところ複数のヒットがあり、そのうち『カゼッラ : セレナータ Op. 46』の収録曲を確認したところ、『Marcia』『Notturno』『Gavotta』『Cavatina』が収録されていた。(2020/10/25現在)
以上から、質問の「A. Casella」はイタリアの作曲家、「アルフレード・カゼッラ (Alfredo Casella)」であると思われる。
(2)イタリアの作曲家「アルフレード・カゼッラ」の人物がわかる資料
「アルフレード・カゼッラ」の概要については以下の資料が詳しい。
・『音楽大事典 2 カ~サ』(平凡社 1982.1)
p.562-563 カゼッラ
・『標準音楽辞典』(音楽之友社 1966.4)
p.241-242 カゼラ
また人物像や作品については以下の資料に記述がある。
・『現代伊太利亜音楽(天野秀延/著 アオイ書房 1939)p.55-77
[事例作成日:2020年10月25日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 音楽史.各国の音楽 (762 10版)
- 参考資料
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- 標準音楽辞典 音楽之友社 1966.4 (p.562-563)
- 音楽大事典 2 平凡社 1982.1 (p.241-242)
- 現代伊太利亜音楽 天野/秀延∥著 アオイ書房 1939 (p.55-77)
- https://mdc.csuc.cat/digital/collection/ProgPMC/id/1672/rec/11 (『アランフェス交響曲』初演時のパンフレット)
- https://ml.naxos.jp/ (Naxos Music Library)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000290578