レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/7/27
- 登録日時
- 2023/09/17 00:30
- 更新日時
- 2023/09/17 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230070
- 質問
-
未解決
仙台藩が成立する以前、石巻の根岸村字大和田を所領としていた葛西氏の家臣はだれか。
- 回答
-
下記資料を調査しましたが、「根岸村を所領としていた人物」についての記載は確認できませんでした。
※【 】内は当館請求記号です。
資料1 紫桃正隆著『戦国大名葛西氏家臣団事典』宝文堂, 1990年【K280/シ10】
資料2 西田耕三編『葛西氏とその家臣団 : 東山町葛西史シンポジウム全記録』東山町葛西史シンポジウム実行委員会, 1992年【K288/カ8】
資料3 佐藤正助著『葛西四百年』NSK地方出版社, 1979年【K204/サ1】
資料4 『葛西史研究』1-22巻, 葛西史研究会, 1990-1999年【PK288/カ】
資料5 紫桃正隆著『仙台領内古城・館 : 史料』第2巻, 宝文堂, 1973年【K521/シ1/2】
資料6 宮城県史編纂委員会編『宮城県史』26, 宮城県史刊行会, 1958年【K201/ミ1/26】
資料7 田辺希文編 ; 鈴木省三校『封内風土記』第2巻, 宝文堂出版販売, 1975年【K290.1/ホ1/2】
資料8 保田光則著『新撰陸奥風土記』歴史図書社, 1980年【K290.1/ヤ1-2】
資料9 『仙台叢書』第8巻, 復刻版. 宝文堂出版販売, 1972年【K081/セ1-2/8】
資料10 平凡社地方資料センター編『宮城県の地名』(日本歴史地名大系 ; 4)平凡社, 1987年【K290.3/ミ43】
資料11 菊地勝之助著『宮城県地名考』宝文堂, 1970年【K290.3/キ1】
資料12 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編『角川日本地名大辞典』4 ; 宮城県, 角川書店, 1979年【K290.3/ニ2】
資料13 牡鹿郡編『牡鹿郡誌』牡鹿郡, 1923年【K253/オ1】
資料14 渡波町史編纂委員会編『渡波町史』[3], 宮城県図書館, 1985年【K253.3/ワ1-2/3】
資料15 石巻市史編纂委員会編『石巻市史』第1巻, 石巻市, 1953年【K253.3/イ1/1】
資料16 石巻市史編さん委員会編『石巻の歴史』第1巻, 石巻市, 1996年【K253.3/イ1-2/1】
資料17 登米町誌編纂委員会編『登米町誌』第1巻, 登米町, 1990年【K261.2/ト1/1】
資料18 高橋鉄牛著『牡鹿郡案内誌』ヤマト屋書店, 1979年【K295.3/タ1-2】
資料19 高橋長三郎編『石巻案内』高長書店, 1911年【K295.3/タ2】
なお、下記資料に「大和田館跡」に関する記載がありました。御参考までに御紹介いたします。
資料20 『石巻市文化財だより』17号, 石巻市教育委員会, 1988年【PK709.5/イ】
p.25「文化財標柱設置事業」の項
「昭和62年度設置」「大和田館跡 館主不明。古文書等にはいっさい記録のない館跡である。しかし、頂部には不明瞭ながら二段に整地された平場と、北・東側の杉林中には数段の段築が築かれている。 設置場所=根岸字坂上山」
資料21 石巻市教育委員会[編]『石巻市文化財調査報告書』第2集, 宮城県石巻市教育委員会, 1985年【K709.53/イ1/2】
p.1「石巻城跡」-「第1章はじめに」-「3.周辺の歴史的環境」の項
「(前略)また中世のものとしては、東部の稲井、渡波地区を中心に、南境館(7)、大瓜館(10)、鷲の巣館、高木館、三日坊館、水沼古館、牛の鞍館、早坂山館、陳ヶ森館、平形館、大和田館、竹下館(6)など多数の城館遺跡が認められ(後略)」
- 回答プロセス
-
当館OPACで検索し、関連資料を調査したが、照会事項に関する記載は見当たらなかった。
資料1 紫桃正隆著『戦国大名葛西氏家臣団事典』宝文堂, 1990年【K280/シ10】
「牡鹿郡(石巻市を含む)」の項に根岸、大和田の館主の掲載はなかった。
資料6 宮城県史編纂委員会編『宮城県史』26, 宮城県史刊行会, 1958年【K201/ミ1/26】
根岸村は「風土記御用書出」はなく「代数有之御百姓書出」があるのみであった。
資料15 石巻市史編纂委員会編『石巻市史』第1巻, 石巻市, 1953年【K253.3/イ1/1】
pp.204-208「葛西家臣座列」の居館に根岸、大和田の記載はなかった。
資料16 石巻市史編さん委員会編『石巻の歴史』第1巻, 石巻市, 1996年【K253.3/イ1-2/1】
p.694「日和山城主と家臣団」の項
「宗清の家臣団が多く居住していたのは、牡鹿の内でも特に稲井地区であった。」とあり各家臣の名の記述がある。
根岸大和田隣接の稲田地区に館を持つ家臣の記載はあるが、根岸、大和田地区の記述はなかった。
pp.734-754「第三節 牡鹿郡の館主たち」の項に根岸、大和田地区の居館に関する記述はなかった。
なお、葛西氏家臣に関する記載は下記資料にも記述があった。
石巻市史編さん委員会編『石巻の歴史』第6巻, 石巻市, 1992年【K253.3/イ1-2/6】
pp.142-151「第三章 領国の経営と家臣団」-「第三節 領国の経営と家臣団」の項
pp.240-243「第四章 葛西・大崎一揆」-「第三節 奥羽再仕置」-「家臣団のその後」の項
pp.246-261「第四章 葛西・大崎一揆」-「第四節 移住と土着」の項
- 事前調査事項
- NDC
-
- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 家臣 -- 宮城県 -- 石巻市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000338767