レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/10/13
- 登録日時
- 2023/03/11 00:30
- 更新日時
- 2023/03/22 09:12
- 管理番号
- HC-22031201
- 質問
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解決
統計学で「何%(例えば1%、5%、10%)の水準で統計的に有意である」という表現は、どういう意味か。定義づけを知りたい。
- 回答
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まず「有意」ということの意味を『広辞苑 第七版』(2018年 岩波書店)で調べてみました。
「有意」の項に 「②統計で、偶然に生じる水準以上に差が生じていること。「有意差」統計で、有意水準を超えて、偶然とは言えない差。「有意水準」統計的仮説が有意であるかどうかを判断する基準。百分率で表し、これを超える確率で仮説に合わない事柄が起これば仮説は正しくないと判断する。」とあります。
「有意」という言葉が統計学で意味があることがわかったうえで『統計学辞典』(2010年 共立出版)で「有意、有意水準」をひくと、「仮説検定を参照」とありました。p.69「仮説検定」の説明を読むと専門的だったため、『統計・OR活用事典』索引で「有意水準」を調べると該当ページp.62「仮説検定」に説明がありました。
また、統計学についてわかりやすく書かれている『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』(1998年 北大路書房)、『やさしい統計学の本』(1997年 同文舘出版)、『統計学入門』(2018年 税務経理協会)も合わせてご提供しました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 統計 (350 8版)
- 参考資料
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- B11002726 統計学辞典 Graham Upton/著 共立出版 2010.10 417.033 978-4-320-01939-3
- B11174910 統計・OR活用事典 森村英典/[ほか]編 東京書籍 1984.9 417.033
- B11472234 やさしい統計学の本 長尾昭哉/著 同文舘出版 1997.10 350.1 4-495-43351-2
- B11527533 本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本 吉田寿夫/著 北大路書房 1998.11 417 4-7628-2125-X
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000330177