レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/06/06
- 登録日時
- 2023/07/30 00:30
- 更新日時
- 2023/07/30 00:30
- 管理番号
- 6001061253
- 質問
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解決
相撲の観客席「桝席」は、何人くらいで座る席なのか
- 回答
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桝席はマスの形に仕切られた中に4人が座るのが標準の席。
次の資料に桝席について記載がある。
■『相撲大事典 第4版』(金指基/原著 日本相撲協会/監修 現代書館 2015.1)
p.305「ますせき【桝席】」
「観客席のうち、溜まり席といす席、ボックス席以外の総称。(略)この席は溜まり席の背後に配置され、パイプの枠で四角くます形に仕切られている。国技館の一つの桝席は約一二八センチ平方の広さで、四人が板敷きに座布団を敷いて座る。通路沿いには一人、三人、六人などの変形の桝席もある。」
参照項目として、「桟敷1」とあり、「桟敷」の項(p.122)の1つめの説明を確認すると、「『桝席』の旧称。」とある。
■『大相撲の解剖図鑑:大相撲の魅力と見かたを徹底図解』(伊藤勝治/監修 エクスナレッジ 2016.9)
「観客席の種類」(p.36-37)
国技館の「桝席」について絵入りで説明がある。(p.37)
「鉄パイプで囲まれた1.3m四方のスペースに4人分の座布団が敷いてあ」るとあり、鉄パイプで囲まれたスペースに4人ずつ座れることがわかる。
また、「大阪・名古屋・九州の地方場所には、テーブル付き2人用桝席など独特の席もあります。」とある。(p.37)
■『大相撲の事典』(沢田一矢/編 東京堂出版 1995.9)
「ますせき[桝席]」(p.182)
「桟敷席のこと。(中略)ふつうは四人が座るようになっている。」とある。
■『大相撲語辞典:相撲にまつわる言葉をイラストと豆知識でどすこいと読み解く』(福家聡子/著 木村銀治郎/監修 誠文堂新光社 2018.3)
「マス席」(p.182)
「床が四角いマスの形で仕切られており、人数分の座布団が敷いてある。主に1マスは4人分。変形型もあり、座れる人数が変わる場合もある。」とある。「国技館のスタンダードな4人マス席」の挿絵もある。
[事例作成日:2023年6月6日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 相撲.拳闘.競馬 (788 10版)
- 参考資料
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- 相撲大事典 第4版 金指/基‖原著 現代書館 2015.1 (305)
- 大相撲の解剖図鑑 伊藤/勝治‖監修 エクスナレッジ 2016.9 (36-37)
- 大相撲の事典 沢田/一矢∥編 東京堂出版 1995.9 (182)
- 大相撲語辞典 福家/聡子‖著 誠文堂新光社 2018.3 (182)
- キーワード
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- 桝席(マスセキ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 業務
- 登録番号
- 1000336569