レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/07/05
- 登録日時
- 2018/01/28 00:30
- 更新日時
- 2018/01/30 17:08
- 管理番号
- 所沢新所-2017-010
- 質問
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解決
子どもにわかるような避雷針のしくみについて書かれた本はあるか。
- 回答
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避雷針のしくみについて 記述のある資料は以下のとおりです。
〇『総合百科事典ポプラディア 9』 ポプラ社 2011年
〇『空と天気のふしぎ』 武田康男/監修 ポプラ社 2003年
〇『天気・気象』 学研 1979年
〇『地球・気象』 学研 2008年
〇『よくわかる!天気の変化と気象災害 第3巻』 森田正光/監修 学研プラス 2016年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容を確認。
〇『総合百科事典ポプラディア 9』 ポプラ社 2011年
p.79「避雷針」の項目に記載あり。
「先がとがった金属棒を建物の屋上に立て、導線で地面にうめた電極につなげてある。雷が落ちると、電流は避雷針から導線を通って地中に放電されるしくみ。」
〇『空と天気のふしぎ』 武田康男/監修 ポプラ社 2003年
p.53に「ひらいしんをさがしてみよう」の項目に記載あり。
「屋根よりも高いところに、電気を通しやすい金属でできたひらいしんを立てておけば、かみなりは、ひらいしんに落ちる。そしてかみなりの電気は地中へ流れるようになっているので、たてものは安全なのだ。」
〇『天気・気象』 学研 1979年
p.70「避雷針」の項目に記載あり。
「避雷針には2つの効果があります。1つは、落雷のときの電気を、地上の建物などに被害がないように大地へ流してしまうことで、もう1つは、空気中にたまった雷の電気を、少しずつ地中へにがして、落雷の危険を防ぐことにあります。」
〇『地球・気象』 学研 2008年
p.127「避雷針の原理」に記載あり。
「地上に塔のような建物があると、そのまわりの空気は電離されやすいために放電がおきやすくなります。これを先端放電といい、地上から飛び出ているものには雷が落ちやすくなります。避雷針はこの原理を利用したものです。避雷針は雷を落として、その電気を安全に地面の中に逃がす装置で、雷を避ける装置ではないことに注意してください。」
〇『よくわかる!天気の変化と気象災害 第3巻』 森田正光/監修 学研プラス 2016年
p.18「避雷針の役目」に記載あり。
「避雷針に雷を落とすことで、電気を地面に流すしくみになっています。」
2、確認したが記載のなかった資料は以下のとおり。
×『天地のドラマすごい雷大研究』 かこさとし/作 小峰書店 2001年
×『雷の科学』 高橋劭/著 東京大学出版会 2009年
×『天気と気象』 武田康男/監修 ポプラ社 2006年
×『いちばんやさしい天気と気象の事典』 武田康男/著 永岡書店 2013年
×『気になる天気の話146』 水沢周/編著 藤井幸雄/編著 講談社 1994年
×『よくわかる雷サージ対策技術』 柳川俊一/著 日刊工業新聞社 2015年
- 事前調査事項
- NDC
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- 地球科学.地学 (450 9版)
- 気象学 (451 9版)
- 日本語 (031 9版)
- 参考資料
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- 総合百科事典ポプラディア 9 ポプラ社 2011.1 031 978-4-591-11874-0
- 空と天気のふしぎ 武田康男/監修 ポプラ社 2003.7 451 4-591-07784-5
- 天気・気象 学研 1979.6 451 4-05-002455-1
- 地球・気象 学研 2008.12 450.38 978-4-05-202997-4
- よくわかる!天気の変化と気象災害 第3巻 森田正光/監修 学研プラス 2016.2 451.08 978-4-05-501145-7
- キーワード
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- 避雷針
- 雷
- 天気
- 天候
- 気象
- 避雷器
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000229266