レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/12/14
- 登録日時
- 2024/02/07 00:30
- 更新日時
- 2024/02/07 00:30
- 管理番号
- 0000002773
- 質問
-
未解決
昭和61年3月に「全国湖沼河川養殖研究部会・アユ放流研究部会」が発表したアユに関する研究資料を探しています。
- 回答
-
国立国会図書館デジタルコレクションでキーワード検索により「全国湖沼河川養殖研究部会」を検索すると、次の雑誌がヒットします。
「月刊海洋」21(5)(227)に「アユの放流研究,全国湖沼河川養殖研究部会アユ放流研究部会4-6(1986). [3] :水質管理計画調査報告」
https://dl.ndl.go.jp/ja/search/searchResult?pageNum=0&pageSize=20&sortKey=SCORE&fullText=true&includeVolumeNum=true&keyword=%E5%85%A8%E5%9B%BD%E6%B9%96%E6%B2%BC%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E9%A4%8A%E6%AE%96%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%83%A8%E4%BC%9A&displayMode=list&accessRestrictions=internet&accessRestrictions=ooc&accessRestrictions=inlibrary
1986とあることから、お探しの時期(昭和61年3月)と合致すると推測されますが、当該資料は国立国会図書館内限定です。
また、21(5)(227)の目次では、次の項が確認できました。
1.種苗放流と水産資源学/p255~257
2.アユ種苗の複式放流とその効果/p258~264
3.付着藻類の増殖量からみたアユの適正放流量について/p265~269
4.生化学的遺伝標識によるアユ放流種苗の追跡について-那賀川での調査事例/p270~276
5.生態系モデルによる志々湾の環境収容力の推定/p276~283
6.余剰生産モデルを用いたマダイ種苗放流効果の試算-長崎県平戸島志々伎湾の例/p284~293
7.根付資源の種苗放流の及ぼす生態系への影響の予備的考察/p294~298
8.個体群に対する放流効果についての理論的考察/p299~305
9.放流効果の評価をめぐる問題点/p306~310
国立国会図書館内限定資料のため、調査依頼したところ、国会図書館より次の回答が届きました。
「アユの放流研究,全国湖沼河川養殖研究部会アユ放流研究部会4-6(1986).」は、目次項目ではなく
「3.付着藻類の増殖量からみたアユの適正放流量について / 西村和紀/pp.265~269」のp.269に記載されている参考文献の書誌事項です。
記載されている内容は以下のとおりです。
[2] アユの放流研究,全国湖沼河川養殖研究部会アユ放流研究部会4-6(1986).
また「全国湖沼河川養殖研究部会・アユ放流研究部会」をもとに各種DBを検索したところ、該当する資料は確認できませんでした。
- 回答プロセス
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1.秋田・千葉・群馬・広島・滋賀各県の横断検索で事前調査事項を検索。
→該当なし。
2.国立国会図書館デジタルコレクションで「全国湖沼河川養殖研究部会」を検索。
→雑誌「月刊海洋」21(5)(227)「アユの放流研究,全国湖沼河川養殖研究部会アユ放流研究部会4-6(1986). [3] :水質管理計画調査報告」がヒット。
1986とあることから、お探しの時期(昭和61年3月)と合致すると推測されるが、当該資料は国立国会図書館内限定。
21(5)(227)の目次で確認できる箇所は次のとおり。
1.種苗放流と水産資源学/p255~257
2.アユ種苗の複式放流とその効果/p258~264
3.付着藻類の増殖量からみたアユの適正放流量について/p265~269
4.生化学的遺伝標識によるアユ放流種苗の追跡について-那賀川での調査事例/p270~276
5.生態系モデルによる志々湾の環境収容力の推定/p276~283
6.余剰生産モデルを用いたマダイ種苗放流効果の試算-長崎県平戸島志々伎湾の例/p284~293
7.根付資源の種苗放流の及ぼす生態系への影響の予備的考察/p294~298
8.個体群に対する放流効果についての理論的考察/p299~305
9.放流効果の評価をめぐる問題点/p306~310
3.MAGAZINEプラスの目次検索を試みたが「月刊海洋」は1996年以降の目次しか見られませんでした。
4.福井県立大学付属図書館小浜キャンパスの「月刊海洋」所蔵は1992年以降でした。
- 事前調査事項
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全国様々な水産試験場や内水面水産指導所が研究結果を報告しており、手元に確認出来る出典記録によると200P近くはペ
ージ数がある事が分かります。
国立国会図書館の検索でも調べたのですが分からず、発表内容の正式なタイトル等があるのか否か、そもそも所蔵されているのか
も分からない状況です。記載されている一部内容について、出典元情報の記載にて下記が含まれる事が分かっています。
・秋田県内水面水産指導所「旭川における人工採苗アユの放流効果」
・千葉県内水面水産試験場「自県産アユの放流適性の検討」
・群馬県水産試験場「アユの適性放流基準(尾数)の検討」
・広島県水産試験場淡水魚支場「人工種苗アユの放流効果と放流基準」
・滋賀県水産試験場「アユの河川放流技術に関する研究」
何れも、昭和57~59年度の取りまとめとのこと。
この内、滋賀県水産試験場の資料については検索するとインターネットで確認出来ますが、ページ数の表示について手元の資料
では「P182-194」となっており、相違があります。
恐らくインターネットで確認出来るものは、滋賀県が単独で公開しているものではないかと考えています。
- NDC
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- 漁労.漁業各論 (664 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- アユ 放流 養殖
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000346057