レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/09/15
- 登録日時
- 2011/12/16 02:05
- 更新日時
- 2011/12/16 12:59
- 管理番号
- OSPR11090062
- 質問
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「赤ずきん」が日本で最初に紹介されたのはいつか
- 回答
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明治19(1868)年発行の英語教科書に収録、日本語訳は明治35(1902)念発行の雑誌『女鑑』に掲載されたものが最初とのこと。
『図説児童文学翻訳大事典』全4巻(児童文学翻訳大事典編集員会/編 大空社 2007年)
第2巻 原作者と作品 p246~ グリム兄弟編の中の「グリム童話初訳一覧」によると
「ロートケツペン」佐藤天風訳(『女鑑』明治35年12月20日)と記載されている(p259)。
p299 赤ずきん の項目にも訳名の変遷や翻訳史が掲載されている。また、「赤ずきん」の翻訳史については以下の資料に詳しいと紹介されている。
『日本の近代化とグリム童話:時代による変化を読み解く(Sekaishiso seminar)』(奈倉洋子/著 世界思想社 2005.4)
第6章:日本における「赤ずきん」-そのイメージの変遷(p171~)
p180~ 「赤すきん」紹介・翻訳史
それによると
日本語訳は、明治35年(1902年)発行の雑誌『女鑑』の掲載された佐藤天風訳の「ロートケツペン」が最初とある。
国際児童文学館で調査しました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 文学 (900 8版)
- 参考資料
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- 『日本の近代化とグリム童話:時代による変化を読み解く(Sekaishiso seminar)』(奈倉洋子/著 世界思想社 2005.4)
- キーワード
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- グリム 翻訳 受容 近代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000098389