レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/04/07
- 登録日時
- 2016/06/24 00:30
- 更新日時
- 2016/06/24 00:30
- 管理番号
- 6001015220
- 質問
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解決
江戸期の文字である、キリシタンの異体字について記載がある本を探している。
- 回答
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【図書】
『活字印刷の文化史:きりしたん版・古活字版から新常用漢字表まで』(張秀民/共著 勉誠出版 2009.5)
「キリシタン版の文字と版式」の中に、p.95-97「版本での異体字の存在理由」という項目があります。
『キリシタンの文化 日本歴史叢書新装版』(五野井隆史/著 吉川弘文館 2012.7)
「活字印刷機とキリシタン版」の中に、p.179「キリシタン版における文字の展開」という項目があります。
『漢字字体史研究』(石塚晴通/編 勉誠出版 2012.11)
p.316-338に白井純氏の「『落葉集小玉篇』の部首配属からみたキリシタン版の字体認識」が載っています。
※「落葉集」とは
『日本史文献解題辞典』(加藤友康/編 吉川弘文館 2000.5)p.1090「らくようしゅう 落葉集」の項目に「漢字字書。一巻一冊。慶長三年(一五九八)イエズス会長崎学林刊か。」とあります。
【論文】
千葉軒士「キリシタン・ローマ字文献におけるsとその異体字について」『名古屋言語研究』 2(名古屋言語研究会 2008)p.27-36
[事例作成日:2016年4月7日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 音声.音韻.文字 (821 8版)
- 参考資料
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- 活字印刷の文化史 張/秀民∥共著 勉誠出版 2009.5 (95-97)
- キリシタンの文化 五野井/隆史∥著 吉川弘文館 2012.7 (179)
- 漢字字体史研究 石塚/晴通∥編 勉誠出版 2012.11 (316-338)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000193782