レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年12月25日
- 登録日時
- 2021/04/18 10:01
- 更新日時
- 2022/04/22 09:43
- 管理番号
- 広瀬2016-18
- 質問
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解決
「破風」について
- 回答
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資料1『建築大辞典』p1347「はふ[破風]」の項
資料2『城のつくり方図典』p104-109「破風で飾る」の項
資料3『建築デザインの解剖図鑑』p84
「千鳥破風とは屋根の斜面に設ける破風」「唐破風。寺院の玄関口に設けられる結界。この下をくぐることで精神的な切替えを行い、聖域に入る。」
資料4『日本の建築と町並みを描く』p67
「破風 屋根の妻の部分に取りつけられた山形の板を破風といいます。もともとは屋根のいちばん端に見える垂木で、神明造りなどでは屋根から上に突き出た部分が千木、下の部分が破風になています。」現在仙台市図書館で所蔵なし
資料5『復原名城天守』p32「千鳥破風と唐破風を組み合わせた(後略)」、p206「破風板」
資料6『日本国語大辞典 第10巻』p1346「はふ[破風・搏風]」の項
資料7『寺社建築の歴史図典』p362-364「破風」の項
- 回答プロセス
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「破風」をキーワードに検索し、『絵で見る工匠事典』10、11巻などが出てきたが、広瀬図書館所蔵資料は小説のみであった。『大辞林』などの辞典の語句でどのように説明されているかを知りたいとのことだったので、『建築大辞典』のほか国語辞典系にあたる。国語辞典には数行程度の簡単な記述のみの記載だった。日本建築の屋根部分の一部なので、521分類で和風建築について書いてある資料を調査。資料2~4に破風について記載があるのを発見。
質問者が帰られた後、資料5~7に「破風」の記載があるのを発見した。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『建築大辞典』彰国社/編 彰国社 1993年
- 『城のつくり方図典』三浦正幸/著 小学館 2005年
- 『建築デザインの解剖図鑑』スラジオワーク/著 エクスナレッジ 2013年
- 『日本の建築と町並みを描く』穂積和夫/著 彰国社 1991年
- 『復原名城天守』歴史群像デラックス版 学研 1996年
- 『日本国語大辞典 第10巻』小学館国語辞典編集部/編 小学館 2001年
- 『寺社建築の歴史図典』前久夫/著 東京美術 2002年
- キーワード
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- 破風
- 日本建築
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000297319