レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年2月24日
- 登録日時
- 2015/02/24 18:18
- 更新日時
- 2016/11/11 19:43
- 管理番号
- 太白2014‐事2
- 質問
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解決
仙台市太白区の三神峯公園(みかみねこうえん)にある石碑について知りたい。
- 回答
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三神峯公園には、主なものとして、陸軍幼年学校、旧制第二高等学校、東北大学の寮(明善寮)の歴史をとどめる三つの碑が建っている。
仙台陸軍幼年学校は、明治30年に榴岡(現宮城野区)に開校し、大正13年に一旦廃止、昭和12年に三神峯の地に復活したが、同20年第二次世界大戦の終焉により、その歴史を閉じた。その校跡として「雄大剛健」の碑が建てられた。
旧制第二高等学校は、学都仙台の象徴として明治20年4月開設。片平丁、北六番丁(現青葉区)の学舎を経て、昭和20年7月の戦災により、三神峯の地に移転した後、同25年3月に学制改革により、東北大学に包摂された。昭和61年、二高創立百周年にあたり、この終焉の地に「二高尚志」の碑が建てられた。
東北大学三神峯明善寮は昭和24年5月に旧制第二高等学校明善寮の後身として発足した。現在、寮は取り壊され「散りにし花は幻かわが若き日の夢なるか」という「明善寮懐古の碑」が建てられている。
ほかに、多賀神社社有地の標識、正徳光波の碑(明治天皇行幸記念)、造林記念の碑、大正天皇(東宮時代)行啓記念の松、造林記念の碑もある。
- 回答プロセス
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「三神峯公園」のキーワードで蔵書検索した資料には、碑文について記されていなかった。また、「石碑」「碑文」から『みやぎの文学碑』を探し当てたが、当該の碑については記述がなく、太白区の地域で発行している『太白区の郷愁と文化』『太白の散歩手帖』を見つけた。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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「ディスカバーたいはく」編集会議/[編] , 「ディスカバーたいはく」編集会議. 太白区の郷愁と文化 : DISCOVER TAIHAKU. 新しい杜の都づくり太白区協議会, 1999. (ディスカバーたいはく ; 第5号)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I058677061-00 -
木村孝文 著 , 木村, 孝文, 1922-. 太白の散歩手帖 : 郡山から二口までの史跡を訪ねて. 宝文堂, 2001.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002977389-00 , ISBN 483230108X -
朝日新聞仙台総局 編 , 朝日新聞社. 新・散歩みち : 宮城おさんぽガイド88. 荒蝦夷, 2008.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025864428-00
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「ディスカバーたいはく」編集会議/[編] , 「ディスカバーたいはく」編集会議. 太白区の郷愁と文化 : DISCOVER TAIHAKU. 新しい杜の都づくり太白区協議会, 1999. (ディスカバーたいはく ; 第5号)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000168228