レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/12/04
- 登録日時
- 2011/03/22 02:13
- 更新日時
- 2011/06/06 11:21
- 管理番号
- 埼熊-2010-100
- 質問
-
解決
土や砂の種類とそれぞれの特性について説明されている資料が見たい。
埋め戻しの材料としての性質が知りたい。
- 回答
-
建設工学、土木工学、建築学、金属・鉱山工学関係の資料を調査した結果、土や砂の種類・性質等を骨材の面から論じた資料は数多くあったが、埋め戻しの材料としての土や砂に関する資料は、あまり見当たらず、またその多くが概説的な説明のものだった。
関連する記述のある以下の資料を紹介する。
(埋め戻しの材料に関する資料)
①『土質工学ハンドブック』(土質工学会編 技報堂 1973)
p62-74に土の工学的分類法についての詳細な解説あり。
p72に統一分類法による分類表(盛土および基礎用)(道路および滑走路用)があり、土の分類ごとの価値の一覧がある。
②『土質工学ハンドブック 1982年版』(土質工学会土質工学ハンドブック改訂編集委員会編 土質工学会 1982)
p72に①と同様の記述がある。
③『土木材料学』(岡田清〔ほか〕共編 国民科学社 1998)
p94「5.3.6 埋設物復旧、埋戻し」に良質な土砂を使用するとある。
④『建築工事標準仕様書・同解説 JASS 3 土工事および山留め工事 JASS 4 杭・地業および基礎工事』(日本建築学会編集著作 日本建築学会 2009)
p111‐112「5節 埋戻し・盛土・地ならし」「5.3 材料」の項に埋戻し・盛土の材料として必要な条件、 一般に使われている材料などの記述がある。
⑤『疑問に答える土工事の施工ノウハウ』(藤波督編 近代図書 1997)
p133-135「第4章 盛土 4.1 材料」の中に「表4-1 土工材料としての主な問題点と着眼点」の表があり、土質分類ごと(岩塊、礫、礫質土、砂、砂質土、シルト、粘土、有機質土、その他)の問題点、着眼点が出ている。
⑥『新・土木施工管理用語辞典』(土木施工管理用語研究会編 山海堂 2004)
p94に構造物掘削の埋戻し材料についての記述がある。
(土・砂の種類、特質に関する資料)
⑦『建築学用語辞典』(日本建築学会編 岩波書店 1993)
川砂、海砂、山砂、粘土についての記述がある。
⑧『建築学用語辞典 第2版』(日本建築学会編 岩波書店 1999)
⑦と同様の記述がある。
⑨『建築大辞典 第2版』(彰国社 1993)
砂、海砂、山砂についての記述がある。
⑩『建設材料学』(樋口芳朗[ほか]著 技報堂 1994)
p37に骨材としての海砂についての記述がある。
⑪『現代土木材料』(町田篤彦編 町田篤彦[ほか]共著 オーム社 1990)
p89-97に骨材としての砂の記述がある。
⑫『新訂建築士技術全書 3 材料』(彰国社 1975)
p3-14「石材」の項に概説・分類・物理的性質・岩石の組織、火成岩、石材各論、変成岩、採石、材形および寸法、性質、用法上の注意等が記載されている。
- 回答プロセス
-
建設関係、土木関係の図書資料を中心に調査する。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 土木力学.建設材料 (511 9版)
- 参考資料
-
- 『土質工学ハンドブック』(土質工学会編 技報堂 1973)
- 『土質工学ハンドブック 1982年版』(土質工学会土質工学ハンドブック改訂編集委員会編 土質工学会 1982)
- 『土木材料学』(岡田清[ほか]共編 国民科学社 1998)
- 『建築工事標準仕様書・同解説 JASS 3 土工事および山留め工事 JASS 4 杭・地業および基礎工事』(日本建築学会編集著作 日本建築学会 2009)
- 『疑問に答える土工事の施工ノウハウ』(藤波督編 近代図書 1997)
- 『新・土木施工管理用語辞典』(土木施工管理用語研究会編 山海堂 2004)
- 『建築学用語辞典』(日本建築学会編 岩波書店 1993)
- 『建築学用語辞典 第2版』(日本建築学会編 岩波書店 1999)
- 『建築大辞典 第2版』(彰国社 1993)
- 『建設材料学』(樋口芳朗[ほか]著 技報堂 1994)
- 『現代土木材料』(町田篤彦編 町田篤彦[ほか]共著 オーム社 1990)
-
『新訂建築士技術全書 3 材料』(彰国社 1975)
- キーワード
-
- 土質力学
- 土壌
- 砂
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000082491