レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月28日
- 登録日時
- 2013/10/30 17:25
- 更新日時
- 2013/10/30 17:26
- 管理番号
- 相橋-H25-055
- 質問
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解決
朝鮮江原道一帯の1950年(昭和25年)頃の地図を探している。
- 回答
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①~③の資料を提供した。
- 回答プロセス
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自館OPACでキーワード“朝鮮戦争”、“江原道”で検索した結果、それぞれ次の資料が見つかった。
“朝鮮戦争”
『北朝鮮現代史』 和田春樹/著 岩波書店 2012 (自館請求記号:S221)
現代の地図は掲載されているが、1950年頃の地図ではなかった。
『展望日本歴史 22』 山田朗/編 東京堂出版 2004 (自館請求記号:210.08)
該当する地域の地図は掲載されていなかった。“江原道”
『韓国「県民性」の旅』 鄭銀淑/著 東洋経済新報社 2009 (自館請求記号:361.42)
p118以降に、江原道に関する記述はあるが、地図は掲載されていなかった。
『韓国歴史漫歩』 神谷丹路/著 明石書店 2003 (自館請求記号:221)
p8に、現代の地図は掲載されているが、1950年頃の地図ではなかった。
『地域間交流が外交を変える』 片山善博/著 光文社 2003 (自館請求記号:S319.102)
p113に、現代の地図は掲載されているが、1950年頃の地図ではなかった。朝鮮史に関連する棚をブラウジングし、次の資料を確認したが、該当する年代・地域の地図は掲載されていなかった。
『歴史物語朝鮮半島』 姜在彦/著 朝日新聞社出版局 2006 (自館請求記号:221.01)
『韓国の小学校歴史教科書』 三橋広夫/著 明石書店 2007 (自館請求記号:221)
『図説|ソウルの歴史』 砂本文彦/著 河出書房新社 2009 (自館請求記号:221.4)
『朝鮮の歴史がわかる100章』 朴垠鳳/著 明石書店 2003 (自館請求記号:221.01)
『朝鮮史』 武田幸男/編 山川出版社 2000 (自館請求記号:221)
『朝鮮史』 梶村秀樹/著 明石書店 2007 (自館請求記号:221.01)Webcat Plus(http://webcatplus.nii.ac.jp/ 2013/07/28 最終確認)でキーワード“朝鮮戦争時代の地図を調べる”でヒットした資料を、市内OPACで探して内容を確認した。
『図説 朝鮮戦争』 田中恒夫/著 河出書房新社 2011 (相模大図書館請求記号:221.07)
軍の展開図などは多く収録されているが、1950年代の江原道の地図はみつからなかった。江源道の概要を知るために、オンラインデータベース ジャパンナレッジプラス(2013/07/28 最終確認)でキーワード“江原道”検索した結果、次の情報がヒットした。
“江原道”
カンウォン‐ド 【江原道】
朝鮮半島中部、日本海に臨む道(どう)。大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)にまたがる。太白(テベク)山脈が南北に連なる山がちな地形。韓国側道都は春川(チュンチョン)、北朝鮮側道都は元山(ウォンサン)。こうげんどう。”カンウォン‐ド【江原道】”, デジタル大辞泉, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.jkn21.com>, (参照 2013-10-02)
データベースで得た情報を手掛かりに、市内OPACでキーワード“カンウォンド”で検索したが、ヒットした資料は旅行関係のものばかりで、1950年代の地図が掲載されているものは見つからなかった。
Webcat Plus Minus(http://webcatplus.nii.ac.jp/pro/ 2013/07/28 最終確認)でキーワード“朝鮮戦争時代 地図”で検索して見つかった資料を、市内OPACで所蔵を確認した結果、次の2点が見つかった。
『朝鮮史』 武田幸男/編 山川出版社 1987 (相模大野図書館請求記号:221)
巻末折込に現勢地図があるが、1950年代の地図ではなかった。
『韓国歴史地図』 韓国教員大学歴史教育科/著 平凡社 2006 (自館請求記号:R211)
軍の展開図はあるものの、細かな地図ではなかった。神奈川県内公共図書館横断検索システムでキーワード(http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/opac/CrossServlet 2013/07/28 最終確認)でキーワード“江原道”で検索した結果、次の資料が見つかった。
①『韓国江原道の歴史と文化』 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所/編 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所 1998 (神奈川県立図書館請求記号:221.5)
p50-56の「江原道の海岸とラグーン(湯湖)」の項に、5万分の1の縮尺の地形図(海岸地帯)が3点収録されている。p50の解説によると、掲載されている地図は「大正7、8年(1918年~1919年)印刷の地形図(朝鮮半島五万分の一地形図)を参考にしている。」とのこと。
②『韓国江原道の歴史と文化 2』 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所/編 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所 1999 (神奈川県立図書館請求記号:221.5)
参考になりそうな地図・記述はみつからなかった。
③『新・韓国風土記 第4巻』 根の深い木社/編著 読売新聞社 1989 (相模原市立請求記号:292)
p100に、60万分の1程度の地図が掲載されていたが、年代は1989年前後の地図だと思われる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 朝鮮 (221 9版)
- 参考資料
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- 『韓国江原道の歴史と文化』 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所/編 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所 1998 (神奈川県立図書館請求記号:221.5)
- 『韓国江原道の歴史と文化 2』 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所/編 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所 1999 (神奈川県立図書館請求記号:221.5)
- 『新・韓国風土記 第4巻』 根の深い木社/編著 読売新聞社 1989 (相模原市立請求記号:292)
- キーワード
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- 朝鮮江原道
- 江原道
- 古地図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000139802