レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年05月08日
- 登録日時
- 2023/07/29 17:23
- 更新日時
- 2023/09/05 12:54
- 管理番号
- 名古屋市天-2023-001
- 質問
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解決
『柳生連也斎』(五味康祐/著、廣済堂出版)に天白ケ原の表記がある。天白ケ原がどのあたりか江戸時代頃の地図と現在の地図を見比べたい。
- 回答
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特定はできませんでしたが、現在の天白区の島田や、池場、横町あたりではないかと思われます。
- 回答プロセス
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インターネットにて「天白ケ原」で検索し、天伯原(愛知県豊橋市)がヒットしました。
天伯原ではないかと質問者に確認ししたところ、『柳生連也斎』(五味康祐/著)に本郷や赤池、島田など天白区近辺の地名が表記されているため、天白区にあった地名ではないかとのことでした。
『柳生連也斎』(五味康祐/著、廣済堂出版)を実際に確認しました。
p.42に「天白ケ原へ入る道は三筋ある。飯田街道を赤池から天白ケ原の東口へ出るのが一つ、管田・島田より小径づたいに西口へ出るのが一つ、徳重より稜線を辿って原の中央へ出る道が一つである。」という表記から、以前の植田村、島田村近辺であることを予想しました。
書籍『天白村誌』、『天白区の歴史』、『続天白区の歴史』を確認しましたが、「天白ケ原」の表記は確認できませんでした。
江戸時代の地図は所蔵していないため、インターネットで閲覧できる「愛知県図書館所蔵絵図の世界」(https://websv.aichi-pref-library.jp/ezu/public/index.html)(最終確認日2023年5月8日)から江戸時代の植田村等の地図が確認できると紹介しました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 柳生連也斎 五味康祐著 広済堂出版 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001295301-00 (資料番号:0111120440)
- 天白区の歴史 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002649016-00 , ISBN 4-87161-0152 (資料番号:3431023971)
- 続天白区の歴史 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001881714-00 , ISBN 4-87161-0470 (資料番号:3419130707)
- 天白村誌 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I074898287-00 (資料番号:3419314640)
- キーワード
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- 天白ケ原
- 天白区
- 地名ー名古屋市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000336546