以下の資料に関連の記述を確認しました。
・『大谷石の来し方と行方 大谷石をめぐる連続美術講座,論集』(橋本優子/編 宇都宮美術館 2015)
p.22「●旧・大谷公会堂(栃木県宇都宮市)」の項があり、
「当時の帝国在郷軍人会城山分会が大典記念事業として建造した(後略)」とあります。
本文中に、1929(昭和4)年4月8日付の下野新聞に、竣工式の記事が掲載されている旨記述があります。
・『石の街うつのみや 大谷石をめぐる近代建築と地域文化,宇都宮美術館開館20周年・市制施行120周年記念』(橋本優子/編 宇都宮美術館 2017)
p.102-105「旧・大谷公会堂」の項があります。
「この公会堂は(略)大典記念事業でした」とあり、用途や設計について解説されています。
・『栃木の近代化遺産を歩く 建築に見る明治・大正・昭和』(岡田義治/編著,市田登/編著 随想舎 2020)
p.53「大谷公会堂(城山在郷軍人会館・宇都宮市城山出張所)」の項があります。
「地元から産出される大谷石を使った多目的ホール「城山会館」として昭和四年に建造された」とあります。
以下の資料にも旧大谷公会堂について、用途、面積、構造、設計者等の記述を確認しました。
・『大谷石百選』(NPO法人大谷石研究会/編,岡田義治/監修,小西敏正/監修 NPO法人大谷石研究会 2006)
p.60「国登録有形文化財 大谷公会堂」の項があります。
・『栃木県の近代化遺産 栃木県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書』(栃木県教育委員会文化財課/編、発行 2003)
p.133「27.大谷公会堂」の項があります。