以下の資料にお求めの情報を確認しました。
1 日光が描かれた絵画について
明治時代に描かれた日光の風景画と、明治時代における日光を題材とした絵画史に関連する資料をご紹介します。
・『美術作品レファレンス事典 日本の風景篇』(日外アソシエーツ株式会社/編集,発行 2017)
風景・名所の名を見出しとし、それを描いた作品の情報及び掲載されている美術全集や作品集を調べられる資料です。男体山や日光東照宮等、日光の名所が見出しとして複数確認できます。
凡例を読む限り、収録作品の年代は限定していないようですので、明治時代の作品を自身で確認する必要があります。
・『蘇る日光・社寺を描いた水彩画』(小杉放菴記念日光美術館/編,発行 1999)
掲載されている風景画に描かれた年は示されていませんが、明治に亡くなった五百城文哉や昭和まで活躍した小杉放菴等の作品が確認できます。
また、小杉放菴記念日光美術館の学芸員による論考も掲載されています。
以下の資料はお調べしましたが、関連の情報の掲載は確認できませんでした。
・『栃木県の絵画』(野中退蔵/著 栃木県教育委員会 1981)
・『風景と自然・国立公園の絵画展』(小杉放菴記念日光美術館/編,発行 1998)
・『栃木美術探訪』(下野新聞社 2001)
2 鬼平金四郎について
以下の資料に関連の記述を確認しました。
・『下野文籍志』(高宮太郎/編 しもつけ社 1969)
p.21-22に略歴と鬼平金四郎の著作・出版物が掲載されています。
・『NIKKO 国際観光都市・日光の成立』(栃木県立博物館/編,発行 2016)
p.63に鬼平金四郎が出版した『日光山全図』の紹介とともに、鬼平家が彼の死後、羊羹屋になったことが記載されています。
なお、羊羹屋になったことは『下野文籍志』にも書かれています。
なお、以下の資料はお調べしましたが、関連の情報の掲載は確認できませんでした。
・『橡木縣名士肖像録』(遠藤永吉/編 有終社 1905)
・『郷土の人々 鹿沼・日光・今市の巻』(下野新聞社/編,発行 1972)
・『栃木県紳士録 昭和58年度版』(栗田国雄/編 人事管理研究会 1984)
・『しもつけ物語 人物編 第8集』(栃木県連合教育会/編,発行 1989)
・『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
・『日光近代学事始』(栃木県歴史文化研究会近代日光史セミナー/編 随想舎 1997)