レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/02/15
- 登録日時
- 2022/03/02 00:30
- 更新日時
- 2022/04/27 10:39
- 管理番号
- 11423350
- 質問
-
解決
土屋竹雨:著「猗蘆詩稿(いろしこう)」の中の漢詩「梅花絶句」の意味が知りたい。
- 回答
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『猗廬詩稿』記載の「梅花絶句」の意味は、一部が判明しました。
資料1『猗廬詩稿』には、「梅花絶句」と題し、七言絶句9首とみられる漢詩が記載されています。この1首目および6首目の意味は、資料2に記載されています。その他の7首(2-5、7-9首目)の意味については、記載のある資料は見当たりませんでした。
<資料 (【 】内は国立図書館請求記号)>
1:土屋久泰 著『猗廬詩稿』乾-坤(2冊) 藝文社 1957.11【W131-L3】
→乾の三丁表・裏に「梅花絶句」の記載があります。七言絶句9首の漢詩のみで意味の記載はありません。
2:致道博物館 [ほか]編『大道無門 : 土屋竹雨生誕百年記念 : 漢詩抄並遺墨』致道博物館 1987.4【VG2-2630】
→p.28に資料1の「梅花絶句」1首目、p.26に同6首目の、漢詩本文、書き下し文、意味が記載されています。(意味を訳した人物名等については、p.21、p.73に記述があります。)
[その他の主な調査済み資料およびウェブサイト]
・上野貞紀 著『漢詩と吟詠』教育社 1988.8【KD871-E2】
・日本放送協会, NHK出版 編集『漢詩をよむ 2012年10月~2013年3月 (NHKシリーズ. NHKカルチャーラジオ)』NHK出版 2012.10【KK372-J50】
・内野悟 等編『大正五百家絶句 巻4』内野悟 昭和2【170-90】※国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館/図書館送信限定)
・横上若太郎 著『吟詠漢詩選 (明林新書)』修学社 1955【919-Y726g】※国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館/図書館送信限定)
・鬼沢霞, 井樽霞欣 著『吟詠真宝』霞朗詠会 1966 【767.9-O682g】※国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館/図書館送信限定)
・進藤 虚籟「古筆つれづれ草 李白・杜甫ばかりが漢詩ではない--日本人の漢詩について 土屋竹雨寸描」(『水莖』(29) 2001.1 pp.10,27-40【Z71-E728】)
・石川 忠久「特別講演 漢詩の味わい 土屋竹雨の詩業」(上) (下)(『新しい漢字漢文教育』(51) 2010 pp.9-12; (52) 2011 pp.10-16【Z7-1915】)
・大沼宜規「日本漢詩翻訳索引」(『参考書誌研究』 (75) 2011.9.15 pp.1-281【Z21-291】)※国立国会図書館デジタルコレクション(インターネット公開)
( https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3487640 )
・『人物文献索引 人文編』国立国会図書館参考書誌部 1967【280.39-Ko548z】※国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館/図書館送信限定)
・リサーチ・ナビ調べ方案内「日本漢詩を調べる」( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-399.php )
・ジャパンナレッジ Lib(当館契約データベース)
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- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『猗蘆詩稿』土屋竹雨 著. 芸文社, 1957
『猗蘆詩稿註並寿序』土屋竹雨 著. 芸文社, 1957
『新釈漢文大系 46』明治書院, 1972
『日本の漢詩 : 鎌倉から昭和へ』宇野直人 著. 明德出版社, 2017
『漢詩名句辞典』鎌田正, 米山寅太郎 著. 大修館書店, 1980
『漢詩の事典』松浦友久 編著, 植木久行〔ほか〕著. 大修館書店, 1999
『漢詩名作集成 日本編』李寅生 著, 宇野直人〔ほか〕監訳. 明德出版社, 2016
『土屋竹雨遺墨集』土屋竹雨遺墨集刊行会, 1961(※国立国会図書館デジタルコレクション(図書館送信参加館公開))
- NDC
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- 漢詩文.日本漢文学 (919 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 人文(レファレンス)
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000312862