レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年09月29日
- 登録日時
- 2014/09/29 14:12
- 更新日時
- 2014/09/30 10:01
- 管理番号
- 20140904
- 質問
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最初にエアバッグを開発したのはどの会社か知りたい
- 回答
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以下の資料をご案内しました。
・『自動車の発達史(下)』(山海堂,1995)
「エア・バッグの発明と発達」の項に
“エア・バッグの最初の特許が1952年にアメリカで取られた。・・・
1974年よりGMは、ビュイックなどのフル・サイズ・カーにオプションとしてエア・バッグを搭載し、市販を開始した。・・・
ヨーロッパでは、ダイムラー・ベンツ社が1967年にエア・バッグの開発に着手し、大量生産の基礎を造った。
ドイツのボッシュ社は、1980年にエア・バッグを商品化、販売した。”
との記述がありました。
・『自動車の百科事典』(丸善,2010)
「エアバッグ」の項に
“エアバッグは1967年に技術発表され,最初に実用化されたのは,1970年代にゼネラル・モータース(GM)が,
キャディラック、ビュイックなど数車種の量産車で装備したものであるが,誤作動による事故が発生したため,
1977年に生産中止している。
1980年にはベンツが,高級乗用車Sクラスに3点式シートベルトの補助装置としてオプション装備した。
日本車では1980年代にホンダ初のエアバッグ搭載車を発売した。”
との記述がありました。
・『自動車技術ハンドブック 2 環境・安全編』(自動車技術会,2005)
「エアバッグの歴史」の項に
“エアバッグは・・・1967年にイートン社が発表したものである。市販導入時期は第1期と第2期に分かれる。
第1期はGMが1974年にラップベルトと組み合わせたシステムとして発表したものである。第2期は1981年に
ベンツがドライバの 顔面の傷害を予防する3点式シートベルトの補助装置(Supplemental Restraint System:SRS)
として再導入し, 米国のパッシブ要件の発効以後急激に増加し普及した。”
との記述がありました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 自動車工学 (537 9版)
- 参考資料
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- “10.1.3 エア・バッグの発明と発達”.自動車の発達史 : ルーツから現代まで (下) / 荒井久治 著. 東京,山海堂, 1995. (自動車工学全書) p. 128-129 , ISBN 4381100689
- “エアバッグ”.自動車の百科事典 / 自動車技術会 編. 東京,丸善, 2010.p. 339-340 , ISBN 9784621081716
- “6.4.3 エアバッグ(前突用)(1)エアバッグの歴史”.自動車技術ハンドブック 第2分冊(環境・安全編) 改訂版 / 自動車技術ハンドブック編集委員会 企画・編集. 東京,自動車技術会, 2005.p. 106 , ISBN 4915219410
- キーワード
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- エアバッグ
- 自動車部品--歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000160335