レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年12月01日
- 登録日時
- 2023/07/29 10:00
- 更新日時
- 2024/01/04 16:30
- 管理番号
- 埼久-2023-029
- 質問
-
解決
福島第1・第2、東海の各原子力発電所において、予想されている津波の高さを知りたい。また、福島第1、第2原子力発電所は津波に耐えられる想定があるのか知りたい。
- 回答
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以下の資料と情報を提供した。
1 福島第1・第2原子力発電所について
《TEPCO 東京電力ホールディングス》(https://www.tepco.co.jp/index-j.html 東京電力ホールディングス)
「2. 福島第一原子力発電所の現状とこれまでに実施してきた対策」(https://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/review/review2_4-j.html)中「② 津波への備え」に、予想される津波の高さとそれに備えた対策について記述あり。
2 東海各原子力発電所について
(1)図書
『原発災害・避難年表 図表と年表で知る福島原発震災からの道』(原発災害・避難年表編集委員会編 すいれん舎 2018)
p233「東海・東海第二原発」の年表中、2013年7月5日の項に、地震を想定して東海第2の防潮堤の高さを17mにしたとの記述あり。
『原子力市民年鑑 2018-20』(原子力資料情報室編 緑風出版 2020)
p230-231「申請された基準値振動と想定津波水位」の項に東海第2ほか各原子力発電所の津波の高さの予想あり。
(2)インターネット情報
《日本原子力発電株式会社》(https://www.japc.co.jp/index.html 日本原子力発電株式会社)
「東海第二発電所の安全性向上対策の概要」(http://www.japc.co.jp/plant/tokai/shinsa/anzentaisaku_jishin.html)
「津波対策」の項に、津波の高さの予想と津波対策の記述あり。
《NHK》(https://www.nhk.or.jp/ NHK)
「NHKクローズアップ現代 2019年9月19日(木) 東電刑事裁判 見えてきた新事実」(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4330/index.html)
「検討されていた“津波対策”がなぜ…」の項に、福島第一と東海第二原子力発電所の津波の高さの予想あり。
「巨大津波対策 別の原発では…」の項に、東海第2原子力発電所が想定していた津波の高さと津波対策について記述あり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈原子力発電所 & 津波〉で検索する。
2 NDC分類〈543.5〉の棚にあたる。
3 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈福島原発 & 津波対策〉〈福島 & 原子力発電所 & 津波 & 想定〉〈東海 & 原子力発電所 & 津波 & 想定〉で検索する。
4 該当の原子力発電所を持つ電力会社のウェブサイトを調べる。
〈その他調査済み資料〉
『検証福島第一原発事故』(原子力資料情報室編 七つ森書館 2016)
『岐路に立つ原子力を考える』(五福明夫編著 吉川榮和監修 大学教育出版 2021)
『原子力発電システムのリスク評価と安全解析』(John C.Lee[ほか]著 西原英晃監訳 丸善出版 2013)
『原発地震動想定の問題点』(内山成樹著 七つ森書館 2015)
『原発と大津波警告を葬った人々』(添田孝史著 岩波書店 2014)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2021年11月28日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 発電 (543 9版)
- 参考資料
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- 『原発災害・避難年表 図表と年表で知る福島原発震災からの道』(原発災害・避難年表編集委員会編 すいれん舎 2018) , ISBN 4-86369-532-2
- 『原子力市民年鑑 2018-20』(原子力資料情報室編 緑風出版 2020) , ISBN 4-8461-2004-X
- キーワード
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- 原子力発電所-安全管理-福島県
- 原子力発電所-安全管理-茨城県-東海村 (茨城県)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 防災
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000336532