レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年02月18日
- 登録日時
- 2014/11/12 15:29
- 更新日時
- 2014/11/29 15:17
- 管理番号
- 32
- 質問
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解決
与謝蕪村の句に「春の海終日のたりのたりかな」というものがありますが、この句の作られた場所、蕪村の状況などわかる資料があったら教えて下さい。
- 回答
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与謝蕪村(1716-1783)については、『蕪村事典』に詳しい記載があります。
また、この句については、
①『新編俳句の解釈と鑑賞事典』(笠間書院)
②『鑑賞日本古典文学32 蕪村・一茶』(角川書店)
③『古典文学全集32 与謝蕪村・小林一茶集』(筑摩書房)
④『蕪村』(丸山一彦 花神社)
に句解、鑑賞があります。
いずれも場所についてははっきりとした述べられていませんが、①には宮津湾(京都府宮津市)の印象ではないか、とあります。
しかしながら、この句は当時の『俳諧古選』『其雪影』『俳諧金花伝』等に載せられていて、『俳諧金花伝』の前書には、「須磨の浦にて」(兵庫県須磨)とあるようで、それが何故、宮津湾なのか不明です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 日本文学 (91 9版)
- 参考資料
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①蕪村事典. 松尾靖秋 [ほか]編 , 松尾, 靖秋, 1915-. 桜楓社, 1990.(911.3/ヤ)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002076675-00 , ISBN 4273023180 -
②新編俳句の解釈と鑑賞事典. 尾形仂 編 , 尾形, 仂, 1920-2009. 笠間書院, 2000.(911.3/オ)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003031296-00 , ISBN 4305702231 -
③鑑賞日本古典文学 第32巻 (蕪村・一茶). 角川書店, 1976.(918/カ)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001254002-00 - ④蕪村.丸山一彦.花神社,1987.(911.3/ヨ)
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①蕪村事典. 松尾靖秋 [ほか]編 , 松尾, 靖秋, 1915-. 桜楓社, 1990.(911.3/ヤ)
- キーワード
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- 与謝
- 無村
- 句
- 一般書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 人物 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000162094