レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年09月27日
- 登録日時
- 2020/12/23 15:34
- 更新日時
- 2021/06/17 16:40
- 管理番号
- 714
- 質問
-
解決
島国根性という言葉についての意味と、どういったときにそういう言葉が出てくるのか
- 回答
-
下記の資料を紹介した。
①『広辞苑 〔1〕 あ-そ』新村 出 編 岩波書店 2018.1(兵庫県立図書館請求記号:813.1/197/1)
p1337「他国との交渉が少ないため視野が狭く閉鎖的でこせこせした性質」
②『事大主義 日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」』室井 康成 著 中央公論新社 2019.3 (X2/2535)
p65から明治のキリスト教者海老名弾正(えびなだんじょう)の発言があります
「島国根性とは単に狭い了見と云ふ外に、排外思想、復讐観念と云ふことを意味する…」
③『日本人論 明治から今日まで』南 博 著 岩波書店 1994.10(361.6/308)
p74「…さらに国民の間に見られる排他心を島国根性と結ぶ付けて批判する。他国・他郷の
人を排斥する傾向は「各藩割拠の弊害」で、偏狭な愛国心・愛郷心であり、島国根性の表れである。」
④『中国人からみた日本人 島国根性と武士道と町人と』孔 健 著 学生社 1992.3(361.6/200)
p174-176 外国人の反感をよぶもの
p175「日本文化のなかにある「島国根性」が日本の国際化の限界を決定づけた。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 辞典 (813)
- 社会 (36)
- 社会学 (361)
- 参考資料
-
-
新村 出/編. 広辞苑 第7版. 岩波書店, 2018-01.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I081371586-00 , ISBN 9784000801317 -
南博 著 , 南, 博, 1914-2001. 日本人論 : 明治から今日まで. 岩波書店, 1994.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002370113-00 , ISBN 4000017071 -
孔健 著 , 孔, 健, 1958-. 中国人からみた日本人 : 島国根性と武士道と町人と. 学生社, 1992.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002167951-00 , ISBN 4311603215
-
新村 出/編. 広辞苑 第7版. 岩波書店, 2018-01.
- キーワード
-
- 島国根性
- 日本人
- 事典
- 辞典
- 思想
- 愛国心
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000291314