レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/06/18
- 登録日時
- 2023/07/20 00:30
- 更新日時
- 2023/07/20 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230017
- 質問
-
解決
ヤマトシジミの殻は炭酸カルシウムが主成分であるが、僅かながらタンパク質などの有機成分を含む。殻の成分の比率が分かる資料、もしくはそのタンパク質に言及した資料を探している。
- 回答
-
1. 当館所蔵資料について
以下の資料を調査したが,ヤマトシジミ(貝殻)の成分分析に関する記載は見当たらなかった。※【 】内は当館請求記号。
資料1 小菅貞男 編著『日本の貝』成美堂出版, 1994年【484.03/1994.6】
資料2 佐々木猛智 著『貝の博物誌』(東京大学コレクション ; 15), 東京大学総合研究博物館, 2002年【484/2002.X】
資料3 藤原次男 著『シジミ貝からの伝言』(ひむか新書 ; 22), 鉱脈社, 1995年【484.4/1995.Y】
資料4 大森昌衛[ほか] 編『海洋生物の石灰化と系統進化』東海大学出版会, 1988年【468/カ2】
資料5 ヘレン・スケールズ 著 ; 林裕美子 訳『貝と文明 : 螺旋の科学、新薬開発から足糸で織った絹の話まで』築地書館, 2016年【484/2016.Y】
資料6 奥谷喬司 監修『ニッポン貝人列伝』(LIXIL BOOKLET), LIXIL出版, 2017年【484.04/2017.Z】
資料7 中嶋康裕 編著『貝のストーリー : 「貝的生活」をめぐる7つの謎解き』東海大学出版部, 2016年【484.04/2016.4】
資料8 紀平肇, 松田征也 [著]『日本産淡水貝類図鑑』1,(ピーシーズ生態写真図鑑シリーズ ; 1), ピーシーズ, 2003年【484/2003.6/1】
なお、貝類は軟体生物に分類されるが、軟体生物の貝殻タンパク質について、以下の資料に記載があった。
資料9 月刊地球編集部『月刊地球』号外(No.59), 海洋出版, 2008年【P450/ケ】
pp.103-109 更科功, 遠藤一佳「軟体動物の貝殻タンパク質の進化」
2. インターネットで閲覧できる論文について
地質調査総合センターが発行した『地質ニュース』2007年4月号(No.632)に以下の論文が掲載されており、提供した。
遠藤一佳, 更科功「生体鉱物に含まれる基質タンパク質の構造と機能」
(https://www.gsj.jp/data/chishitsunews/07_04_10.pdf 最終アクセス2023/06/18)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 軟体動物.貝類学 (484 9版)
- 参考資料
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- 小菅 貞男/編著. 日本の貝. 成美堂出版, 1994.6【484.03/1994.6】:
- 佐々木/猛智∥著. 貝の博物誌. 東京大学総合研究博物館, 2002.10【484/2002.X】:
- 藤原 次男/著. シジミ貝からの伝言. 鉱脈社, 1995.11【484.4/1995.Y】:
- 大森 昌衛/[ほか]編. 海洋生物の石灰化と系統進化. 東海大学出版会, 1988.11【468/カ2】:
- ヘレン・スケールズ?著 林/裕美子?訳. 貝と文明. 築地書館, 2016.11【484/2016.Y】:
- 奥谷/喬司?監修. ニッポン貝人列伝. LIXIL出版, 2017.12【484.04/2017.Z】:
- 中嶋/康裕?編著. 貝のストーリー. 東海大学出版部, 2016.4【484.04/2016.4】:
- 紀平/肇∥[著] 松田/征也∥[著]. 日本産淡水貝類図鑑 1. ピーシーズ, 2003.6【484/2003.6/1】:
- 海洋出版 月刊地球編集部. 月刊地球. 海洋出版, 2008【P450/ケ】:
- キーワード
-
- 貝殻
- シジミ
- 軟体生物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000336107