レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年06月27日
- 登録日時
- 2022/12/22 17:55
- 更新日時
- 2023/01/19 12:25
- 管理番号
- 北広島町2018-03
- 質問
-
未解決
広島県北部の郷土料理である角寿司について「郷土出身の誰かがエッセイを書いている」「昔話等でとりあげられている」などのエピソードはないか?
※角寿司は、押し寿司であり、祭り寿司・田舎寿司などともいう
- 回答
-
広島県北部での話題は見つからなかった。
島根県那賀郡金城町 (現・浜田市) 出身の作家 島村抱月が「角寿司を好んでいた」という中国新聞2017年2月21日19面の記事を質問者には提供。
- 回答プロセス
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いつ、どんな場面で作られたか、といったことは
『あぜみち放談 第6集』P.77
『豊平町の伝統と民話』P.50
角寿司の上にのせる塩サバについては
『千代田町史 民俗編』P.142
塩サバを含む県北の魚の流通、食文化については
『峠をこえた魚(いお)』
がある。今回の回答には直接つながらないものの、参考として提供。
自館での回答が難しかったため、広島県立図書館相談係に協力レファレンスを依頼した。
結果
・広島県の芸北地方では見つからなかった
・浜田の話題だが、中国新聞 2017年2月21日P.19の記事に次の通りあった
“島村抱月※ が好んだ角寿司” “抱月好んだ郷土の味再現”
“金城町の中学生が、角寿司をなつかしい感じ”
※島根県那賀郡金城町 (現・浜田市) で生まれた
という情報を得られた。
該当の中国新聞は自館に所蔵していたので、質問者からの依頼で複写サービスを行った。
調査したが記載がなかった資料
『広島県大百科』
『あぜみち放談』
『豊平町の伝統と民話』
『ふるさとの民話・民謡集1・2』
『ふるさとの歳時記』
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 10版)
- 評論.エッセイ.随筆 (914 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 広島県北部出身の著名人の著作物を幅広く当たれば追加の資料が発見出来るかもしれないので、未解決事例として登録。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000326260