レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/06/21
- 登録日時
- 2023/07/02 00:30
- 更新日時
- 2023/07/20 18:30
- 管理番号
- 14962352
- 質問
-
解決
モノレール開発計画における駅名「千駄(ヶ)谷小谷駅」の「小谷」の由来について調べたい。
- 回答
-
下記の資料及びデータベースを確認しましたが、お尋ねのモノレール開発計画における「千駄(ヶ)谷小谷駅」の「小谷」の由来について記載のある資料は見当たりませんでした。
【 】内は当館請求記号です。インターネット及びデータベースの最終アクセス日は2023年6月19日です。
末尾に「*」が付された資料は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されており、国立国会図書館、図書館送信参加館内及び個人向けデジタル化資料送信サービスで公開しています。
末尾に「**」が付された資料は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されており、国立国会図書館内で公開しています。
(調査済資料及びデータベース)
・モノレールに関する調査研究会 編. モノレール調査報告書. 東京都首都整備局, 1975 【DK53-84】*
・モノレールに関する調査研究会 編. モノレール開発計画報告書. 東京都首都整備局, 1974 【DK53-84】*
・東京都交通局総務課調査係 編. 東京都交通局四十年史. 東京都交通局, 1951 【681.8-To458t】*
・東京都交通局50年史. 東京都交通局, 1961 【681.8-To458t2】*
※資料刊行当時(昭和36(1961)年10月1日)のものと思われる「都バス案内図」が290コマ目に掲載されていますが、「千駄(ヶ)谷小谷」や「小谷」の停留所名はありません。
・東京都交通局60年史. 東京都交通局, 1972 【DK7-36】*
※昭和37(1962)年10月現在の「電車案内図」が438-441コマ目に掲載されています。「千駄(ヶ)谷小谷駅」の予定地付近には都電(路面電車)は運行しておらず、トロリーバスが運行されていました。しかし、トロリーバスの駅名としても「千駄(ヶ)谷小谷」や「小谷」は見当たりません。
・東京都交通局90年史編さん委員会 編. 東京都交通局90年史 : 21世紀への新たな飛躍都営交通の10年. 東京都交通局, 2003.3 【DK7-H26】
・東京都交通局100年史. 東京都交通局, 2012.10 【DK7-L2】
・渋谷区 編. 渋谷区史. 渋谷区, 1952 【213.6-To458s】*
・新修渋谷区史. 東京都渋谷区, 1966 【213.6-To458s-(s)】*
※中巻pp.1552-1564(259-265コマ目)に江戸後期から明治初期までの千駄ヶ谷地域の町名が掲載されています。中巻pp.1754-1756(360-361コマ目)に千駄ヶ谷村開村当時(明治22(1889)年)の大字及び小字名が掲載されています。下巻pp.2215-2219(51-53コマ目)に渋谷区成立時(昭和7(1932)年)の町名地番の整理改正について記述があります。以上のいずれにおいても、「千駄(ヶ)谷小谷」や「小谷」の地名は見当たりません。
・「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編. 角川日本地名大辞典 13 (東京都). 角川書店, 1978.10 【GB11-38】**
・日外アソシエーツ株式会社 編. 都市問題の本全情報 : 45/95. 日外アソシエーツ, 1996.7 【E1-G17】
・中川義英 監修. まぼろしの都市計画 : 2020年オリンピックで本当に東京は変わる!? (イカロスMOOK). イカロス出版, 2017.7 【Y94-L38265】
・土木施工ニュース. 土木施工. 12(2) 1971.2. pp.138-139 【Z16-14】*
・東京都のモノレールに関する調査研究会中間報告. モノレール. (18) 1971.6. pp.36-41 【Z16-756】*
・熊谷次郎. 研究事例A 巨大都市のモノレール計画<東京環状線>. モノレール. (19) 1971.12. pp.70-79 【Z16-756】*
・国立国会図書館オンライン( https://ndlonline.ndl.go.jp/ )
・国立国会図書館サーチ( https://iss.ndl.go.jp/ )
・国立国会図書館デジタルコレクション( https://dl.ndl.go.jp/ )
・リサーチ・ナビ( https://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/ )
・CiNii Books( https://ci.nii.ac.jp/books/ )
・CiNii Research( https://cir.nii.ac.jp/ )
・ディープライブラリー( https://dlib.jp/ )
・国会会議録検索システム( https://kokkai.ndl.go.jp/ )
・国立公文書館デジタルアーカイブ( https://www.digital.archives.go.jp/ )
・東京都議会 会議録検索( https://www.metro.tokyo.dbsr.jp/ )
・東京都公文書館 情報検索システム( https://www.archives.metro.tokyo.lg.jp/ )
・SHIBUYA CITY RECORD( https://shibuya-city-record.tokyo/ )
※渋谷区の過去の広報写真・広報紙を検索・閲覧できるデータベースです。「モノレールに関する調査研究会」が中間報告を発表した昭和45(1970)年12月頃及び、最終報告を発表した昭和49(1974)年4月頃の渋谷区広報紙を確認しましたが、モノレール計画についての記載はありませんでした。
・朝日新聞クロスサーチ[当館契約データベース]
・日経テレコン21[当館契約データベース]
・毎索[当館契約データベース]
・ヨミダス歴史館[当館契約データベース]
・中日新聞・東京新聞記事データベース[当館契約データベース]
・大宅壮一文庫雑誌記事索引検索 Web版(Web OYA-bunko) [当館契約データベース]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
・「モノレール開発計画報告書」(東京都首都整備局 1974.2 巻末についている地図に、仮称駅名として朱書きで「千駄ヶ谷小谷」の表記あり。本文中には表記なし。
・「角川日本地名大辞典 13 東京都」(1978 角川書店) 記述なし。
・「明治・大正・昭和 東京1万分1地形図集成」(1983.11 柏書房) 記述なし。
・「戦後復興期東京1万分1地形図集成」(t1988.4 柏書房) 記述なし。
・『モノレール調査報告書』 モノレールに関する調査研究会編 東京都首都整備局1974
p.7-14に昭和45年12月の「環状モノレール線調査概要(環5モノレール)」が掲載されています。p.14の路線図に「千駄谷小谷」の駅名がありますが、由来等についての記述なし。
・『まぼろしの都市計画 2020年オリンピックで本当に東京は変わる!?』(イカロスMOOK) 中川義英監修 イカロス出版 2017.7
p.98-99「第4章 幻のインフラ計画 夢の鉄道計画 環状モノレール」のp.99「環状モノレール原案」では駅名は「千駄ヶ谷」となっています。由来等についての記述なし。
国立国会図書館デジタルコレクションで『モノレール』19号が図書館・個人送信限定で公開されていたため確認しました。(URL: https://dl.ndl.go.jp/pid/3234747 )
p.70-79「巨大都市のモノレール計画<東京環状線>」(37コマ目~41コマ目)
p.71の駅名は「千駄ヶ谷」で、由来等についての記述なし。
・『都電の100年 Since 1911』(イカロスMOOK) イカロス出版 2011.6
p.89-130「41系統全ガイド」で、渋谷駅周辺を通る9系統と10系統の停留所名を調査しましたが、「千駄谷小谷」や「小谷」の停留所名はなし
・『都営バス完全ガイド 都営バス保有車両オールラインナップ』(バスマガジンspecial) 講談社 2009.8
p.75「都バス運行系統図」には「千駄谷小谷」や「小谷」の停留所名はなし。
・『渋谷区史』 渋谷区編 渋谷区 1952
p.236-242「二、本論 第五章 近世 第十七節 千駄ヶ谷村」、p.511-513「二、本論 第六章 現代 第三節 市街 第二項 町名の変更 三 旧千駄ヶ谷町」に「小谷」の地名なし。
・『新修渋谷区史 上巻』 渋谷区編 渋谷区 1966
「第一編 渋谷区の自然 第三章 渋谷区の地形」のp.27「千駄ヶ谷丘陵」という項目に「小谷」の地名なし。
・『大東京市澁谷區全圖 旧字新町界新町名番地入』 木谷彰佑著 東京交通社 1932.10
地図上に「千駄谷小谷」や「小谷」の地名なし。
朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の新聞データベースで<環状><モノレール><環5>などをキーワードとして検索
- NDC
-
- 鉄道運輸 (686 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 千駄ヶ谷小谷駅
- 東京都交通局
- 開発計画
- 環状モノレール
- 環5モノレール
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会(レファレンス)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 公共図書館 図書館
- 登録番号
- 1000335311