レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/11/22
- 登録日時
- 2024/02/11 14:41
- 更新日時
- 2024/03/24 08:49
- 提供館
- 福井県文書館 (9000002)
- 管理番号
- 2023-017
- 質問
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解決
戦国大名朝倉氏の指出検地に関する資料はないか。
- 回答
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『福井県史』(資料編5 中・近世3)などで「指出検地」で探すと見つからないが、「指出」に関する資料はいくつが発見できた。例えば『福井県史』(資料編5 中・近世3)に収録されている「朝倉氏一乗谷奉行人連署状」(劔神社文書)など。
なお、本来「指出」(家臣や寺社・村落などに土地の面積・収量・作人などの明細を報告させること)と「検地」は別の概念である。『福井県史』(通史編2)によると、「朝倉氏がこうした指出を求めたということは、検地などによって独自に耕地や作人を確定することができなかったことを示し、朝倉氏領国の農民支配が保守的な性格をもっていたことを物語る。」と書かれており、「指出」と「検地」という語句を明確に区別していることがわかる。
- 回答プロセス
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・『福井県史』(通史編2)を調査。
・『福井県史』(資料編5 中・近世3)を調査。
- 事前調査事項
- NDC
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- 北陸地方 (214 9版)
- 農業経済・行政・経営 (611 9版)
- 参考資料
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- 『福井県史』資料編 5 (中・近世 3 鯖江市・丹生郡),福井県,1985.3. (国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9539699 (参照 2024-02-11))
- キーワード
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- 朝倉氏
- 越前国
- 戦国大名
- 指出
- 検地
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000346231