レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年8月16日
- 登録日時
- 2024/02/03 17:24
- 更新日時
- 2024/03/05 16:21
- 管理番号
- 広県図2023049
- 質問
-
解決
広島に原爆が投下された8月6日の午前8時15分は、広島県庁の勤務時間内だったのか。昭和20年当時の始業時刻が知りたい。
- 回答
-
次の資料に関連の記述が見付かりました。
『広島原爆戦災誌 第3巻 第二編各説 第二章広島市内主要官公庁・事業所の被爆状況』広島市役所/編集、広島市役所、1971【H26.1/H73/3ア】
p.20-70 広島県庁
p.28 「(略)常に全庁員の三分の一が防衛要員として日夜勤務していたが、八月五日の夜は二回の空襲警報発令により、ほとんどの庁員が出勤していた。六日朝、警報解除になってからも、郡部から通勤していた職員は、そのまま平常勤務につき、また一般職員も午前八時に出勤し、(略)」
『広島県庁処務細則 昭和10年1月19日訓秘第8号』広島県/編、1935【H31/H73-31】
p.55-56 官廳執務時間(大正十一年七月四日閣令第六號)
p.56 「官廳ノ執務時間ハ休日及休暇日ヲ除キ左ノ通トス(略)七月二十一日ヨリ八月三十一日迄 午前八時ヨリ午十二時迄」(原文ママ)
「国立国会デジタルコレクション」(https://dl.ndl.go.jp/)で検索したところ、次の資料が見付かりました。この資料はインターネットで閲覧できます。
「官報 1943年10月01日」大蔵省印刷局 [編] (日本マイクロ写真、 昭和18年)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2961522/1/1
p.1 第五千十七號 金曜日
「閣令第二十四號 大東亞戦争中ノ官廳執務時間ニ關スル件左ノ通定ム(略)大東亞戦争中ノ官廳執務時間ハ大正十一年閣令第六號第一項ノ規定ニ拘ラズ休日及休暇日ヲ除キ左ノ通トス 四月一日ヨリ十月三十一日迄 午前八時ヨリ午後五時迄(略)」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 中国地方 (217 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 原子爆弾
- 広島県
- 広島市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000345918