1 レゾリュート号について
北極探検、船に関する資料を調査したところ、まとまった資料ではないが、「リゾリュート号」の表記で、資料1に参考になる記述があった。また、下記のレゾリュートデスクに関する資料2にも記述があった。
資料1:この本はフランクリン北極探検隊の捜索について書かれている。p.5に「J. フランクリン隊の捜索活動(1847-59)」の表があり、そこに、艦船の名前として、「リゾリュート号」が2箇所に出てくる。
第2番目の捜索隊として出てくるのが、指揮官「E. ベルチャー大佐」の箇所である。巻末の索引の「ベルチャー,エドワード」の項より、本文を見ていくとp.120、131、189にリゾリュート号の顛末が記されている。(索引にはリゾリュート号の項はなし。)
p.190に図4-4として『パンチ』(1856年12月31日号)の「リゾリュート号の返還―兄弟国からの優雅な贈物」の図版が掲載されている。
2 レゾリュートデスクについて
都立DBを<ホワイトハウス>のキーワードで検索し、ヒットした資料を調査したところ、資料2に写真と短い解説があった。
資料2:巻頭口絵に「大統領執務室」の写真があり、デスクが写っている。また、「ヘイズ」時代の部分(p.84)にデスクの写真とともに、「1880年の終り頃、イギリスから机が送られてきた。・・・」とあり、11行のレゾリュート号の顛末と机に関する記述、p.135及びp.216の「執務室」の項目のなかで、各々2行の記述がある。