レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20030908
- 登録日時
- 2005/02/02 02:13
- 更新日時
- 2013/04/10 10:57
- 管理番号
- G2003F1913
- 質問
-
解決
1945年9月から10月にアメリカ太平洋陸軍司令部の命を受けて、科学情報調査団(団長 Karl Taylor Compton)が調査を実施した。その報告書「科学情報調査団報告書」(通称「コンプトン・レポート」)の所蔵。
- 回答
-
「科学情報調査団報告書」の英文名は、“Report on Scientific Intelligence Survey in Japan, September and October 1945” で、Vol.1~4が国立国会図書館東京本館憲政資料室所蔵のGHQ/SCAP Records に収録されています。GHQ/SCAP Records は、当館が米国国立公文書館所蔵のRecords of General Headquarters / Supreme Commander for the Allied Powers をマイクロ撮影して収集し、マイクロフィッシュで利用に供しています。
また、別途Vol.5を紙焼きコピーで収集し、利用に供しています。
「科学情報調査団報告書」の巻次ごとの請求記号は以下のとおりです。
巻次 請求記号 マイクロフィッシュ枚数 コマ数
Vol.1 NRS 06247-06248 2 70
Vol.2 ESS(A) 09868-09871 4 232
Vol.3-4 ESS(I) 00727-00733 7 470
Vol.5 AQ-7 (1冊) (104ページ)
なお、米国戦略爆撃調査団資料(Records of the U.S. Strategic Bombing Survey)の目録も確認したところ、Vol.1~4の記載はありましたが、Vol.4のマイクロ資料への収録及びVol.5の目録記載と収録は見当たりませんでした。
日本に対する爆撃の効果を調査するために戦後来日した米国戦略爆撃調査団が収集した資料は、米国国立公文書館が所蔵しており、当館ではこの資料もマイクロフィルム化して収集しています。米国戦略爆撃調査団が作成した資料目録には、Vol.1から4までが記載されていますが、マイクロ撮影時にはVol.4 は見当たらなかったようで、マイクロフィルムにはVol.1から3までしか収められていません(請求記号:USB-10、リール番号30及び31)。このため、GHQ/SCAP Records に含まれている資料を紹介しました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
[典拠] 『戦後科学技術の社会史』(朝日新聞社 1994)
雑誌記事索引、NDL-OPAC、NACSIS-Webcat、朝日DHA、Google
- NDC
-
- 政治史.事情 (312 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 科学情報調査団報告書
- コンプトン・レポート
- Compton Report
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 大学図書館
- 登録番号
- 1000014121