レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年11月12日
- 登録日時
- 2016/02/26 12:07
- 更新日時
- 2016/06/14 15:46
- 管理番号
- 中央-1-00979
- 質問
-
未解決
『大衆文藝』昭和15年12月号が読みたい。『小村雪岱とその時代』の文献目録に載っていた。
- 回答
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雑誌そのものを所蔵している図書館は確認できなかった。『大衆文藝』昭和15年12月号に掲載された記事が収録されている以下の資料を紹介した。
『日本橋檜物町』小村雪岱 著 平凡社 2006年
『魚に河は見えない : 吉川英治人生論読本 』松本昭 編 講談社 1972年
- 回答プロセス
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・『小村雪岱とその時代』小村雪岱/画 埼玉県立近代美術館 2009年
p124~ 文献目録
p125に 雪岱画伯追悼記 『大衆文芸』昭和15年12月号 とあり。
・NDL-OPAC、CiNiiブックスで検索→探している巻号を所蔵している館は見つからない。
・Webで 大衆文芸 雪岱 追悼 などで検索していると、『日本橋檜物町』に大衆文芸に載った記事が収録されているという情報があったので、確認する。
『日本橋檜物町』小村雪岱 著 平凡社 2006年
付録に『大衆文芸』昭和15年12月号に載った文がいくつか収録されている。
p215~218 草の露
p230~235 小村君
p240~242 雪岱さんの思ひ出
p243~244 雪岱さんを偲ぶ
p256~258 追憶
・他の記事で本に収録されているものがないか、Webで検索してみる→
「草思堂から 吉川英治記念館学芸員日誌」
2008年2月16日の記事「小村雪岱氏を偲ぶ」http://yoshikawa.cocolog-nifty.com/soushido/2008/02/post_21b8.html (最終確認:2016年2月26日)
吉川英治が挿絵画家について書いた文章は、あまり多くありません。(略)画集の序文や推薦文といった類のものを除けば、ある一人の挿絵画家についてまとまって何か書いているものは、表題の追悼文ぐらいです。(略)残念ながら、いま手に入る随筆集には収録されておらず、戦前に出た「草思堂雑稿」(富士出版社 昭和16年9月20日)か、「人生論読本8 吉川英治」(角川書店 昭和37年5月5日)でしか読むことが出来ません。
との記述あり。
次の本を確認したところ、「小村雪岱氏をしのぶ」が収録されていた。
『魚に河は見えない : 吉川英治人生論読本 』松本昭 編 講談社 1972年
p193~196 小村雪岱氏をしのぶ 最後に「草思堂雑稿」よりとある。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本画 (721)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000188605