海外ではスクールバスが多い、というのは文科省のH.P.にあり。
「国内におけるスクールバスの活用状況等調査報告」及び「諸外国におけるスクールバスの活用状況」について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/04/08050109.htmPDF版のほうがやや詳しい。
「諸外国におけるスクールバスの活用状況」について ...
www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/01/20/010_1.pdf財団法人日本青少年研究所 が発行している「国際比較からみた日本の高校生」という資料に日本とアメリカの高校生の「通学時間」の資料は載っていた。
http://www1.odn.ne.jp/youth-study/→財団法人日本青少年研究所の報告集があるが通学方法については見当たらず。
「中学生・高校生のライフスタイル資料集 2006年版」 日本能率協会総合研究所 生活情報センター 2005年
「若者ライフスタイル資料集 2008」 アーカイブス出版編集部 アーカイブス出版 2007年
にあたったが通学時間は載っていても通学方法に触れてあるものはなかった。
県立図書館にもレファレンスを依頼。(回答省略)アメリカの実態、を知るため、アメリカ側でgoogle検索を試みた。
googleの検索オプションからキーワード欄に 「"school bus" survey "high school"」と入力しドメインを「.gov」で限定。
すると「The Georgia Department of Transportation」のサイトの中に「Active Transportation to School」という論文が見つかった。論文自体は子どもと健康に関する論文だったが、図表に求めていた交通手段の割合あり。
論文の冒頭に英文でデータは「US Department of Transportation」の「National Personal Transportation Survey」から引用した旨の表記があったため「Personal Transportation Survey」で検索したところ正式には「Nationwaide Personal Transportation Survey」という調査であり、1995年のデータが下記サイトからダウンロードできることがわかった。
http://www.transtats.bts.gov/Tables.asp?DB_ID=545&DB_Name=Nationwide+Personal+Transportation+Survey+(NPTS)&DB_Short_Name=NPTS「Nationwaide Personal Transportation Survey」は95年のデータまでしかなかったが、
その後調査は行われなかったのか?と英語版のwikiペディアを見てみた。すると「Nationwaide Personal Transportation Survey」は「National Household Travel Survey」と名前を変えて行われていることがわかった。
そこで「National Household Travel Survey」と検索するとNHTS(National Household Travel Survey)の公式サイトが見つかった。調査は2001年と2009年にも行われており、データベースが丸ごとダウンロードできる。しかしこれをダウンロードしても自分でデータベースソフトを使って必要なデータを分析しなくてはならない模様。
そこであらかじめ図表などがまとまっているSummary(調査概要)やPublications(調査結果をもとにまとめたパンフレットや報告書)のコーナーをさらっていったところ「Travel to School: The Distance Factor」というタイトルのPDFパンフレットを見つけた。
http://nhts.ornl.gov/publications.shtml パンフレットは2008年に出版されており、2009年のデータは含まれていなかったが2001年時点の高校生の通学方法についても触れられていた。
全米の76.9%が自家用車で通学しており、そのうちの半数近くがDrive Alone(一人乗り=自分で運転)というデータだった。