レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180920
- 登録日時
- 2022/03/31 00:30
- 更新日時
- 2022/03/31 00:30
- 管理番号
- 徳郷20180909
- 質問
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解決
『阿波の歴史小説36』に出てくる「魚御分一所」「諸木御分一所」の読み
- 回答
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○『阿波近世用語辞典』p.142に「ごぶいちしょ 御分一所」の項があるので,どちらも「ゴブイチショ」と思われる。またp.318の「ぶいちしょ 御分一所」の項に,「槻・桧・杉・松・槙・柏・楠・桐・造船用材木等は現物の四分の一…徴収した。」とあるので,様々な木のことをまとめて「諸木」と呼んでいるのだと思われる。
○『日本国語大辞典』第7巻 p.400に「諸木(しょぼく)」“多くのいろいろな樹木”。
○『阿波国宍喰浦地震・津波の記録 震潮記』に「魚御分一所や諸木御分一所」(うおごぶいちしょ)の読み仮名が振られている。
○なお,『阿波国交通史』p.135-p.149 に「御分一所」の解説がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 四国地方 (218 8版)
- 参考資料
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- 阿波近世用語辞典 (T813タカ3p.142高田豊輝/編 高田豊輝発行 2001.2刊)
- 阿波国宍喰浦地震・津波の記録 震潮記 (T453タイp.60田井晴代/訳 田井晴代発行 2006.6刊)
- 日本国語大辞典 第7巻 (813.1ニツ7p.400小学館/編 小学館発行 2001.7)
- キーワード
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- 分一制度 税金-江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000314404