レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/02/17
- 登録日時
- 2015/03/16 00:30
- 更新日時
- 2015/03/16 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-140092
- 質問
-
解決
宮城県内に筆と硯を作っているところはあるか
- 回答
-
下記資料に記載がありました。【 】内は当館請求記号です。
1 筆
資料1 伝統的工芸品産業振興協会 編『全国伝統的工芸品総覧 平成18年度版』同友館, 2007【750.35/セン07X/タR】
p.27「宮城県」の項中の「仙台御筆(せんだいおふで)」の項
「【主な製造地】仙台市
【主な製品名】萩筆,他(後略)」
資料2 仙台市教育委員会 編『仙台市文化財調査報告書 第375集』仙台市教育委員会, 2010【K709.25/セ1-2/375-4】
「仙台御筆/第1章 仙台御筆」の項中のpp.73-74「第1節 仙台御筆の概要」の項
p.73「仙台で江戸時代以来製造される毛筆、仙台御筆は江戸時代初期、伊達政宗により小村又兵衛が大阪より召されたことに始まるとされる。(中略)現在3人のみ製造を続けている状況にある。(後略)」
資料3 「東北の技/仙台筆」『白い国の詩』608号, 2010, pp.38-41【PK050/シ】
「(前略)三百人町に居を構える大友毛筆店は、明治八年創業。四代目の大友博興さんが職人を続けている。(後略)」
資料4 伊勢民夫「仙台名物のルーツを探る/仙台御筆 せんだいおふで」『てとてとて』23号, 2006, p.12【PK498/テ】
「(前略)明治維新前後は武士の内職、武士の商法で筆職人は数百人もいて、連坊小路・南染師町・三百人町などに住み、明治37・8年ころが全盛だったという。(中略)近年は後継者難で業界は大変だが、書家・日本画家・好事家の心ある理解者に支えられ由緒ある仙台御筆の伝統と歴史が守られている。」
2 硯
資料1 『全国伝統的工芸品総覧 平成18年度版』
p.27「宮城県」の項中の「雄勝硯(おがつすずり)」の項
「【主な製造地】石巻市雄勝町
【主な製品名】浮き彫り彫刻硯,角型硯,自然石硯,蓋付硯,特殊硯,他(後略)」
資料5 伝統的工芸品産業振興協会 編集『伝統的工芸品ハンドブック』伝統的工芸品産業振興協会, 2003【750.21/テン033/R】
p.228「雄勝硯 おがつすずり 宮城県」の項
「(前略)●地域 宮城県/仙台市、石巻市、桃生郡雄勝町(後略)」
*文中の「桃生郡雄勝町」は現在の石巻市雄勝町です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 工芸 (750 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 仙台御筆
- 雄勝硯
- 書道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169108