レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/11/15
- 登録日時
- 2023/12/13 00:30
- 更新日時
- 2023/12/13 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230208
- 質問
-
未解決
2008年3月に閉校した「宮城県矢本高等学校」について、次のことを調べてほしい。
(1)校歌の制定年月日。
(2)校章(校旗)の制定年月日。
(3)校章の制作(考案)者名。
(4)校章の由来(デザインに込められた「蜂」の意味づけなど)
- 回答
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1 「宮城県矢本高等学校」について
下記資料を確認しました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 宮城県矢本高等学校[編]『矢高三十年史』宮城県矢本高等学校, 1980年【K376.4/ミ53】
資料2 宮城県矢本高等学校「矢本高校史」編纂委員会編『矢本高校史』宮城県矢本高等学校, 2008年【K376.4/ミ53-3/タ】
(1)校歌の制定年月日
資料2のpp.276-278.「学校の沿革」に下記の記述があります。
p.276.「昭和31.11.3 校歌制定」
(2)校章(校旗)の制定年月日
資料2のpp.276-278.「学校の沿革」に下記の記述があります。
p.276.「昭和27. 校章制定」
※月日については記載がありませんでした。
(3)校章の制作(考案)者名
資料1及び2を確認しましたが、校章の制作(考案)者名については掲載されていませんでした。
関連する記述が資料1に見られましたので参考までに御紹介します。
pp.37-38.「回想記 校章のこと」(旧職員米谷慶記)
「図案化は当時の石巻高校の美術の先生にお願いしたように記憶している。」
(4)校章の由来(デザインに込められた「蜂」の意味づけなど)
資料1のp.37.「第2編」-「3 校章の制定」に下記の記述がありました。
「そこで矢本高校の校章をつくる際、旧制二高の校章が話題にのぼったことは旧職員の述懐するところである。(中略)校章「蜂」は「花より花へ蜜を吸う」勤勉なもので、「蜂のいそしみわが励み」とある誠実さは、勤労青年教育の場である定時制高校の校章として最もふさわしいもの、と意見の一決をみたものという。(中略)さて「蜂」の校章は「働き蜂」を手本として図案化した。旧制二高の校章は、やや雄蜂に近い形であるが、働き蜂は胴が太く、全体的に丸味を帯びている。また、旧制二高は「蜂」だけが校章であるが、矢本高校は「蜂に高」を配し、高等学校の高き理想を象徴したものである。」
- 回答プロセス
-
矢本高等学校に関連のある資料1-2を確認したが、校章制定の年月日、校章の制作(考案)者名の記載は見当たらなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 幼児.初等.中等教育 (376 9版)
- 参考資料
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- 宮城県矢本高等学校/[編]. 矢高三十年史. 宮城県矢本高等学校, 1980.2【K376.4/ミ53】:
- 宮城県矢本高等学校「矢本高校史」編纂委員会/編. 矢本高校史. 宮城県矢本高等学校, 2008.6【K376.4/ミ53-3/タ】:
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000343391