レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年02月26日
- 登録日時
- 2012/02/26 18:50
- 更新日時
- 2012/03/08 13:53
- 管理番号
- 牛久-853
- 質問
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解決
(『見聞雑書』というタイトルの文書をお持ちになり、)これらの崩し字を読みたい。
近世の文書であるとのこと。
- 回答
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当館ではGive Up事例となった。
ある程度つなげて読むことができたのは部分的で、「…人数之間家老〇引率…」や
「何分にも〇〇〇仕難儀仕候〇〇今暫…」という文が含まれているということは推測された。
→3/7市内で活動している古文書研究会の方に相談し、色々な説はあったが、解決することができた。
- 回答プロセス
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①自館OPACで「見聞雑書」をキーワード検索。
→ヒットなし。
②読める字を頼りにすると、年は未詳だが、7月4日に松平兵部大輔が書いた書簡らしいことが推測された。
「御」で始まるらしい。
③「見聞雑書」や②で出てきたキーワードをGoogleで検索したり、
国会図書館のリサーチ・ナビで検索するが、内容まではわからない。
④自館所蔵の『近世古文書集』(滝沢武雄/早稲田大学出版部/1991)をあたる。
→資料そのものの掲載なので、崩し字が読めるわけではない。
質問に該当する文書も載ってそうにない。
⑤『近世古文書解読字典』(柏書房/1972)などの崩し字字典をあたる。
→意味のつながるように文書を読み解くのは困難であった。
ある程度つなげて読むことができたのは部分的で、「…人数之間家老〇引率…」や
「何分にも〇〇〇仕難儀仕候〇〇今暫…」という文が含まれているということは推測された。
⑥3/7市内で活動している古文書研究会の方に相談。
→質問者が特に知りたがっていた箇所は解決。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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- 『近世古文書集』(滝沢武雄/早稲田大学出版部/1991)
- 『近世古文書解読字典』(柏書房/1972)
- キーワード
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- 見聞雑書
- 松平兵部大輔
- 書簡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 歴史
- 質問者区分
- 一般男性
- 登録番号
- 1000102295