レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年11月19日
- 登録日時
- 2023/11/19 17:40
- 更新日時
- 2024/03/03 17:52
- 管理番号
- 奈県図情23-1113
- 質問
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解決
嶋中雄作氏の死因(病名)は何か。
また、同氏は1943年7月には持病の悪化で入院しているが、この「持病」とはなにか。
その他、亡くなった当時の様子や経緯が知りたい。
- 回答
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当館資料を調査したところ、嶋中氏が亡くなられた当時の様子について以下の資料に記載がありました。
・『中央公論社 嶋中雄作』栗田確也編 栗田書店 1968.6
→p.117にて、嶋中氏が慢性胃潰瘍の持病を患っていたことが記載されています。また、p.124にて、新年宴会を催したことや熱海に移って静養したことなど、晩年の嶋中氏の様子について記述があります。
・『中央公論社の八十年』中央公論社編 中央公論社 1965
→上記資料と内容は重なりますが、こちらの資料でもp.320~p.321にて、嶋中氏の持病や晩年の様子について記述があります。
また、嶋中氏が亡くなられた当時の新聞記事2件が見つかりました。
〈読売新聞〉
・1949年1月18日 朝刊 2ページ 1段
「島中雄作氏死去」
→漢字が異なりますが、中央公論社の社長であることと上記資料で書かれている命日が一致していることから同一人物かと思われます。死因については、胃潰瘍と記載されています。こちらの記事は、当館の新聞記事データベース「読売新聞ヨミダス歴史館」にて記事を検索・閲覧していただけます。
〈朝日新聞〉
・1949年1月18日 朝刊 東京 2ページ 10段
「島中雄作氏、原鉄五郎氏_死亡」
→上記の読売新聞記事と同様に、漢字は異なりますが、同一人物と思われます。こちらの記事は、当館の新聞記事データベース「朝日新聞クロスリサーチ」にて閲覧していただけます。縮刷版のキーワード検索にて記事名を入力すると検索できます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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奈良県立図書情報館の芸亭№72、「中央公論社と嶋中雄作」
人物辞典や容易にウエブ上で検索できる記事は調査済み。
- NDC
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- 日本 (281)
- 参考資料
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- 『中央公論社 嶋中雄作』栗田確也編 栗田書店 1968.6
- 『中央公論社の八十年』中央公論社編 中央公論社 1965
- キーワード
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- 嶋中雄作
- 島中勇作
- 中央公論社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000341208