レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年03月29日
- 登録日時
- 2019/06/06 12:23
- 更新日時
- 2019/10/31 12:24
- 管理番号
- 埼熊-2019-014
- 質問
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未解決
群馬県の総社神社内にある熊谷稲荷は末社として祀られている。本社はどこにあるのか知りたい。
- 回答
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質問の熊谷稲荷は、埼玉県熊谷の稲荷神社を勧請したものであること確認できたが、熊谷市内のどの稲荷神社であるかまでは特定できなかった。
- 回答プロセス
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1 参考図書を確認する。
2 自館目録を〈熊谷稲荷〉〈總社町誌〉で検索する。
該当資料なし。
3 NDC分類〈387.3〉の棚を確認する。
4 《国会図書館サーチ》(http://iss.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)を〈総社町誌〉で検索する。
《国会図書館デジタルコレクション》「総社町誌」(総社町誌編纂委員会編 国書刊行会 1980)(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9642022 国会図書館)60コマ及び186コマ 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
該当の記述はなし。
5 NDC分類〈213.3〉の棚を確認する。
『前橋市史 第2巻』(前橋市史編さん委員会編 前橋市 1973)
p120「そこで江戸への出訴が事前に発覚することを恐れた代表農民は総社領からひそかに抜け出し、途中武蔵国熊谷の稲荷神社で落ち遭うことにした。出訴の結果首尾よく勝訴に終わったので、領民は後に総社町粟島と新田の境の塚の上に熊谷稲荷を勧請した」とあり。
『前橋市史 第6巻 資料編』(前橋市史編さん委員会編 前橋 前橋市 1985)
p660-677「三四六 総社領農民訴訟事件 元禄七年-宝永六年」
該当の記述なし。
6 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈熊谷 & 安藤出雲守〉で検索する。
《国会図書館デジタルコレクション》「佐渡奉行街道:歴史の道調査報告書 第7集」(群馬県教育委員会文化財保護課編 群馬県教育委員会 1981)(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9642310 国会図書館)23コマ 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
p35 伝承として総社騒動の記述あり。
7 熊谷市史を確認する。
『熊谷市史 別編 1 民俗編』(熊谷市教育委員会編 熊谷市 2014)
p373-377 伊奈利神社(大野、俵瀬、出来島)と稲荷神社(間々田)があるが、該当記述なし。
8 『新編武蔵風土記稿 [第4期]第11巻』(蘆田伊人編集校訂 雄山閣 1996)を確認する。
p95-107「稲荷社(前原島、上郷)神力稲荷」あるが、総社神社との関連記述なし。
9 『埼玉の神社 大里 北葛飾 比企』(埼玉県神社庁神社調査団編 埼玉県神社庁 1992)を確認する。
熊谷市には「伊奈利神社」のみ。総社神社との関連記述なし。
10 『埼玉宗教名鑑 上』(産報通信社出版局編 埼玉新聞社 1978)
を確認する。
p477-503「熊谷市」
稲荷神社や総社神社に関する記述なし。
〈その他調査済み資料〉
『熊谷市史 前篇』(熊谷市史編纂委員会編 熊谷市 1963)
『日本社寺大観 神社篇』(藤本弘三郎編 名著刊行会 1970)
『日本社寺大観 寺院篇』(藤本弘三郎篇 名著刊行会 1970)
『全国寺院名鑑』(全日本仏教会編 全国寺院名鑑刊行会 1969)
『稲荷信仰の世界 稲荷祭と神仏習合』(大森惠子著 慶友社 2011)
『江戸のおいなりさん』(塚田芳雄著 下町タイムス社 1999)
『豊饒の神さま わかりやすい稲荷信仰』(鎌倉新書 2001)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年3月29日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 神社.神職 (175 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 神社-栃木県-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000257019