レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/06/12
- 登録日時
- 2010/03/30 02:04
- 更新日時
- 2010/04/01 14:01
- 管理番号
- 千県中千葉-2009-0020
- 質問
-
未解決
清和天皇の十三代里見第5女子の氏名と、どの時代の人物か、家系について知りたい。
- 回答
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館山市のホームページの「さとみ物語・テキスト版(大人向)」第六章に忠義の子供たちについて書かれている。
(http://www.city.tateyama.chiba.jp/satomi/kanzenban/kan_6shou/k6shou_1/k6shou_1.h
tml)
ただし、義旭の子孫について詳細は分からなかった。
ほかに次の資料を確認したが、館山市のホームページと同じ内容の『さとみ物語』(館山市立博物館 2000)が幅広く諸説を取り上げている。< >内は請求記号
確認した資料
『里見家改易始末』(千野原靖方著 崙書房出版 2001)p137-140
『房総里見一族 増補改訂版』(川名登著 新人物往来社 2008)p222-224
『房総里見氏の研究』([大野太平著] 1933凡例)p518-522
その他、何点かの資料を確認したが、里見忠義の子孫に代数を当てた資料はなく、13代が誰と言われているのか明記した資料は見つからなかった。
(インターネット最終アクセス:2010年2月25日)
- 回答プロセス
-
(当館でその他に確認した資料)
『里見軍記』(稲田篤信[訳]著 勉誠出版 1999)
「里見軍記」「里見九代記」「里見代々記」の現代語訳
『今よみがえる里見忠義の足跡 伯耆倉吉里見忠義関係資料調査報告書』(安房文化遺産フォーラム 2008)p35,40
『「里見堀内氏系図」の出現』(坂井昭編 2006)p12に、里見氏の系図については多数あり、細部にかなりの異同がある、と記述されている。
『千葉県の歴史 通史編中世』(千葉県 2007)p1242-1243
- 事前調査事項
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質問者が『龍ヶ崎市史』で十三代里見第五女子の存在を確認とのこと
(市立図書館調査内容)
『岩波天皇・皇室辞典』(岩波書店 2005.3) 記載なし
『歴代天皇・年号事典』(吉川弘文館 2003.12) 清和天皇の記載あり
インターネット「館山市教育委員会」(http://www3.to/hakkenden)
インターネット検索で安房里見氏の系図を調べたところ、安房里見氏は第十代当主である忠義の亡き後、跡継ぎがいなかったことから、お家取り潰しにあったことが分かった。
ただし、安房里見家の嫡流ではないものの、子孫自体は残っており系図によれば、
里見忠義 - 利輝 - 義安 - 義旭 - 義孝
と血筋が続いていることを確認できた。
館山市教育委員会のサイトによれば、里見忠義は第十代当主であるとのことなので、そこから系図の順に追っていくと、上記の十三代里見とは、義旭のことを指していると思われる。しかし、義旭の子孫について、義孝以外に誰がいたのか?といった事項については確認することができなかった。
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 系譜.家史.皇室 (288 9版)
- 参考資料
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『さとみ物語』(館山市立博物館 2000)
(0200719623) -
『里見家改易始末』(千野原靖方著
崙書房出版 2001)(0200742130
) -
『房総里見一族 増補改訂版』(川名登著 新人物往来社 2008)
(0200869003) -
『房総里見氏の研
究』([大野太平著] 1933凡例)(9200303136)
-
『さとみ物語』(館山市立博物館 2000)
- キーワード
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- 末裔
- 家系
- 千葉県‐館山市
- 千葉県‐安房地方
- 里見氏
- 里見家
- 里見 忠義
- 里見 義旭
- 十三代里見
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000065476